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「人生100年時代を生きる」ということ

「人生100年時代」と言われるようになったのは
いつ頃からなのだろう?


人生60年から人生80年になり、
気がついたら100年時代と言われるようになっていた。


「えーっ!いつの間に!」

社会の仕組みも、個々人の心構えも
何もないままに、100年時代に突入した。


「どうしよう・・・。お金は足りるのだろうか・・?」
「病気になったらどうしよう?」


情報として流れてくるのは、
老後破産、孤独死、おひとりさまの終活等々
暗い気持ちにさせるものばかり。

不安でしかない。


みんなが長すぎる人生を喜ぶどころか
ビクビクおびえて暮らしている。
そんな風に感じる。


かくいう私も表面的には
「大丈夫、なんとかなる」
と振る舞いながら、心の奥底では
「本当に大丈夫なの?」
と不安を抱えているのが正直なところです。


そんな私に100年時代を生きるお手本を
示してくれるのが同居している
現在95歳の母。


95歳といえば、世間的には、
介護が必要と思われがちです。

母は、全く介護の必要はなく、自立して暮らしています。
その自立度は、驚く程です。

車が必須の田舎暮らしですから
車の免許を手放してから、不自由な部分も。

買い物、病院通いの不自由を補う為に
私が同居を始めたのです。

それ以外の日常生活には、
何の手助けもいりません。


朝、決まった時間に起きる。
朝ご飯をきちんと食べる。
洗濯をして干す。

家の掃除(ロボット掃除機にやらせる)
庭の草むしり。
家庭菜園の手入れ。

昼寝
夕方の草むしり
夕方5時にはお風呂に入る。

6時前には夕飯。
片付けして、テレビを見る
家計簿をつける
(電卓を使わずそろばんで)

9時には寝る。

毎日この繰り返し。

この同じ日常を淡々とこなすことこそ
人生100年時代を生きる知恵なのでは
ないかと思うのです。

変化がないことを当たり前と
受入れて暮らす。


私には、
難しいかなぁ・・・・。

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