マガジンのカバー画像

伊藤ガビンの「はじめての老い」

22
編集者 伊藤ガビンによる「老いの初心者」としての雑記です。
運営しているクリエイター

記事一覧

はじめての老い -おじいさんのような動き-

「あ! いまおじいさんの動きになった!」 と思うのは、日常茶飯事であります。 わたくしの記…

伊藤ガビン
3週間前
76

はじめての老い -メモを片手に綾小路きみまろ公演-

綾小路きみまろさんのことは、ずっと気になっておりました。率直にいって「好き♡」って感じで…

伊藤ガビン
1か月前
75

はじめての老い -「返納」ついて考える-

10年落ちのクルマに乗っています。ランボルギーニ・フィットです。あれ?ホンダだったかも? …

伊藤ガビン
2か月前
64

はじめての老い -身長が縮んだ話-

毎年、健康診断というものを受けているわけだが、身長が縮んでいた。 しかもセンチの単位で。…

伊藤ガビン
2か月前
71

はじめての老い -見つめたくない滑舌-

この「はじめての老い」という原稿のシリーズは、老いの初心者であるところの私、伊藤ガビンが…

伊藤ガビン
3か月前
70

はじめての老い -未入荷の老い-

このシリーズを書くようになってからというもの、会う人会う人から「老いの話」を振られるよう…

伊藤ガビン
3か月前
63

はじめての老い -老化が開く知覚の扉-

「老い」について、できるだけ掘り下げないようにしている。調べたり、読み漁ったりしないように心がけております。 だってそれはじめると「チャントシナキャー」というお仕事モードに入ってしまい、ただでさえ遅筆と言われているのになんにも書けなくなっちゃうよーということで、あくまで自分の実感を素人スタンスで「間違ってても書く」というアレでやらせてもらっております恐縮です。 とはいえ。 こうした原稿を書いていると、知人友人家族から「老い記事」のリンクがバンバン送られてくる。バンバン! バ

はじめての老い -見えてきた! 私がキレる老人になるまでの道-

「老年キレ易く、学なり難し」 むかしの人はうまいこと言いますな。 ワカモノのみなさんにお…

伊藤ガビン
4か月前
738

はじめての老い -等速じいさん-

ふとした時に自分の口から「等速じいさん」という言葉が飛び出した。 自分でもビックリして、…

伊藤ガビン
6か月前
70

はじめての老い -握力の低下にショックを受けていることにショックを受けた話-

お久しぶりでございます。 老いてないと、注意されるようになってきております。 肉体と精神…

伊藤ガビン
7か月前
92

はじめての老い -ついに眉毛が伸び始めた!-

村山富市である。 ついに内なる村山富市元首相が動き出した。 ある日、マスクの下でたわわに実…

77

はじめての老い -センパイの話-

たぶん5歳ほど上のセンパイがいます。ミュージシャンの戸田誠司さんです。つい先日京都で戸田…

162

はじめての老い -人間ドックの見え方が変わった話-

ついこの間、人間ドックに行ってきたんですよ。初めてってわけじゃなくて、毎年行くようにして…

100

はじめての老い -ブランコが怖いということ-

「はじめての老い」シリーズは、老いの初心者伊藤ガビンが、初心者なりに感じていることを記録しているものです。 30代の中頃くらいからかな、気がつくと高いところが苦手になっていたんです。そして40代、50代と苦手を超えてどんどんどんどん怖くなってきました。設営仕事やらなんやらで稀に脚立に登る機会があるのですが、涼しい顔をしながら、身体の中心部がキュッと縮みあがってしまう。もともとシワシワなのに、キュッと縮んでさらにシワが倍。脚立を降りてからもしばらく膝がガクガクしています。膝で