早いもので3回目を迎える愛知大学キャリア支援センターとの取り組み。
1年目に考案されたワンセメ手帳は愛知大学後援会のご厚意により、今年の1年生・2年生に配布頂きました。配布時にキャリア支援センターより、ワンセメ手帳がうまれた経緯、考えた学生さんの紹介も同時にされ、それが非常に印象に残ったようです。
今回の参加学生の志望動機では上記旨を述べる方が多い傾向にありました。
本プロジェクトはゼミ受講前の低学年1・2年生を対象に遂行されます。また、非授業で単位取得はありません。
それにも関わらず、いえそのような状態なので参加する学生さんの志は大変高いものになっています。
さて、前置きが長くなりましたが、今年もキックオフは工場見学から始まりました。
工場見学の前に、1枚の紙が手帳になる過程を体験してもらうワークショップを行いました。
印刷された用紙を折って、ハサミを入れるという工程ですが。これが皆さん苦戦します。
正確に折ってもズレがどうしても生じます。そしてハサミでまっすぐに切ることの難しさに「ええええ!」という声も。
その後、工場を見学。皆が苦戦した「折り」「断裁」を機械が猛スピードで正確に進めていく光景に「おおおお!」と。
でも。その機械のそばには人がいます。機械に障害がでないよう人の目でチェックしたり、機械では補えきれない部分を人の手で作り上げていきます。
あれも、これも手に入る時代だからこそ。物の向こうには人がいて物が作られていることを知って欲しい。
というところから初回の工場見学は大切なポイント
今年は6チーム17名で企画案を競います。
10月19日は愛知大学名古屋校舎へお伺いして、販売戦略の立て方・企画書の作り方をお話させていただきます。
※工場見学に参加した愛知大学学生の感想は以下からご欄頂けます。