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頂き女子りりちゃん事件の教訓:事件の背後にある集団心理とは?

『自走するチームの作り方』著者で、チームビルディングコンサルタントの伊藤じんせいです。

部下とのコミュニケーションに困っている上司の方に役立つコラムを日々、投稿しています。

男性から約2億円を騙し取ったパパ活詐欺の事件が社会に大きな衝撃を与えています。

私はチームビルディングコンサルタントとして、この事件は見過ごせないと思いましたので、
今日はこのニュースについて取り上げたいと思います。

恋愛感情を利用し中高年から金を騙し取った「頂き女子りりちゃん」こと渡辺真衣被告が逮捕されました。


その後の調べで、渡辺被告は騙した金でホストクラブで豪遊していたことが判明しました。

ホストとホストクラブの経営者も、詐欺で得た金だと知りながら飲食代として受け取ったため、組織犯罪処罰法違反で逮捕されました。

渡辺被告とホスト、そして、ホストクラブの経営者を組織として警察は判断したのです。

今回の事件は、悪い組織の例です。

では、なぜ、彼女たちは犯罪へと至ってしまったのでしょうか?


私はチームビルディングコンサルタントとして、この犯罪の原因は、組織の心理的安全性が悪い方向に作用してしまった結果にあると考えます。

渡辺被告にとって、お金を騙しとってでも、ホストクラブは心理的安全性を確保できる場所だったのです。

渡辺被告の例は悪い例で、極端かも知れませんが、
組織の心理的安全性は、このように人を動かす大きな動機になります。

ですので、悪い人でなく、良い人や一緒に働きたい人を組織に留め続けるにも組織の心理的安全性が必要なのです。

いかがでしょうか?

あなたの組織は、理想のスタッフに所属し続けてもらえる心理的な安全性は確保されていますでしょうか?

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