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「はやいこと」がいちばん

小さいときから、母親からいろいろせかされてた。
「遅いことは牛でもする!」
ってよく言われてた。

小学生になると、
プリントとかをはやくやって、先生に持って行くと、
「もっと落ち着いてやりなさい!」
ともよく言われた。
はやくやることを目指していたので、
字が汚かったり、簡単な間違いがあったりした。

もともとオレは、せっかちなほうだと思う。
性格なのか、母親の影響なのかはわからないが・・・。


では、
「はやいこと」は
いいことなのか?
悪いことなのか?

オレは「はやいこと」は、
いいこと だと思っているし、
メリットが多い。


前の会社であることに上司がオレを推薦してくれたことがあった。
なぜオレを推薦してくれたかを聞いたら、
「いつもメールの返事がはやいから」
というものだった。
返事がはやいことだけではないとは思うが、上司にとっては大事な要素だったんだようだ。

確かに仕事でなくても、メールやラインの返事をはやくもらえると、やっぱりうれしい。


「はやいこと」と「完成度のたかいこと」が両方できればいいが、なかなか両立はできない。

では、
ある資料の提出を上司に求められたとき、
1. 8割ぐらいの仕上がりで、期限の1週間前に上司に提出(相談)する。
2. 自分なりに完璧に仕上げて、期限の日に上司に提出する。
1と2どちらがいいか。

1は「はやいこと」を、2は「完成度のたかいこと」を重視した行動である。

上司が求めていることと自分の考えが一致していると、2で問題はない。
しかし、上司の求めているものと自分の考えにずれがあることはよくある。
その場合、2だと時間的に修正ができないこともある。
1であれば、早い段階で上司の意向を取り入れて修正でき、上司の求めている資料を作成することができる。


最近よく友人から
こういうものがあるとおもしろいよね。
こういうことができるツールがあると便利だよね。
と言われることがある。

オレが作れるものやツールであれば、
できるだけ早く(1,2日で)作ってみるようにしている。
それを見せると、けっこうおもしろがってくれるし、褒めてくれる。
完成度は低くても、ただの話のものが、
実際の形になるっていることに驚いてくれる。

これが1か月後だと、言ってたひとも言った内容の記憶が薄れていて驚きも小さいだろう。
高い完成度も求められるかもしれない。
「はやいこと」からこそ、驚きも大きくなる。


やっぱり
「はやいこと」は いいこと じゃないでしょうか。

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