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つながりがもたらす豊かさとは

SNSを始めて9年。私には全国にたくさんのSNSでつながった友達がいる。その中には今はあまりやりとりをしていない人もいれば9年近くにわたりずっと深いつながりを持ち続けている人もいる。

そんなSNSでのつながりを全国に持つことのメリットはやはり日本中どこに行っても大丈夫だという安心感なのだと思う。


例えば私はまとまった休日をとって一人でSNSでつながっている遠隔地の友達が働いている店に遊びに行ったことがある。
千葉でラーメン店を営む友達や尾道で甘味処を営んでいる友達、三重でたこ焼き店を営む友達。それぞれが毎日のように魅力的な発信をしているから行ってみたいし会ってみたい。
そして提供されているものを食べたいと思うからだ。

そして実際に会いに行って、彼らの提供するものを食べるとおそらく実際の味以上にさらに「美味しさ」が上乗せされるのだと思う。会えた嬉しさと彼らの歓迎してくれる気持ちが伝わるからだ。


そして、仕事などで会えないにしても出張等で全く知らない土地に訪れた時にメッセージアプリなどでここに来たらオススメという店を教えてもらうことはよくある。

もちろん検索すればその土地土地の食べログの高評価の店を訪れればあまり間違えることはない。
しかし、普段からやりとりしている友達に地元のオススメの店を聞くと”知る人ぞ知る”というような食べログには載っていないようなお店を教えてもらえたりするのだ。

そういうお店を紹介してもらって一緒に出張でその地を訪れた同僚に感謝されることも多い。


SNSのない時代、私は職場という狭い世界でしか知り合いをつくることができなかった。しかし、早い段階でSNSで関係性を築くことをしてきたので今や全国に多くの信頼できる友達がいる。
20年前ならば全く考えもつかなかったことだが、今やどこに行ったとしても誰かが助けてくれると思っている。

それだけで豊かな気持ちになれるのだ。


私の持論ではあるのだが、SNSではそれほど範囲を狭めずオープンであった方がいいのだと思う。
もちろん対人関係を広く持つという意味でもあるが、自分自身の考え方や人間性も自然体に発信できるようになった方がいいということだ。

付き合う人は自分が決めることではあるのだが、相手にも付き合う人を決める決定権がある。そうした場合にありのままの自分を出していれば離れる人は離れるし、近づく人はグッと距離が近づくことになる。逆に自分を偽っていればずっとSNS上の人間関係に悩むことになる。

そうやって縁あって今まで出会うはずもなかった人と出会い交流を重ねることによって生きやすくもなるのだと思う。
SNSの負の部分だけに着目するのではなく、SNSによって得られる豊かさを感じられる素直さを持っていたい。

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