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いとうくんのとうびょうにっき(2023/03/13〜2023/03/19)

2023/03/13(月)

 起床時間不明。たぶん12時くらい。

 雨のせいか頭が痛い。しかし、今日はやらなければならないミッションがふたつもある!ダラダラしている暇はないのである。
 具体的には以下のとおりです。
①昨日もらった診断書を人事に送る。
②体調報告のメールを出す。

 さて、まずはお昼ご飯である。腹が減ってはなんとやらという言葉がある。空腹だとうまくいくものもいかなくなるぜという意味のことわざである。”食べる”とは人間の根源に深く関わる本能的かつ文化的な行いであり、これを怠ると人は病気になって死んでしまう。
 この日はたまご2個を使って目玉焼きを作り、ウインナーも焼いた。シャウエッセンだ。高級品である。あとじゃがいものスープが冷凍庫にあと一個残ってたのでそれも解凍して食べた気がするが、これは記憶違いの可能性もある。何食べたかなんていちいち全部覚えてるはずないだろクソが。

 お腹いっぱいになったので、ソファに寝転がって、YouTubeを見た。YouTubeは、最近は、新しいものを見たいというワクワクが完全に萎んでしまって、布団ちゃんのホラー実況とかを3周くらいしている。不毛である。助けてくれ。

 隣の部屋が引越しみたいで、朝からなんかガヤガヤしていた。扉あけてるのか、笑い声とかもめっちゃこっちの部屋まで聞こえてくる。いつもならこのような雑音はたいして気にならないが、この日はウザ……と思った。

 返信が来るかどうかギリギリの時間に人事の人に診断書を送った。
 もう日が暮れてきてしまっていたので、メールは明日にするしかないかな、仕方ないな、と思っていたら、人事の人から返信で「メールも出してください」と釘を刺されてしまったので、渾身のメールを書き上げ、えいや!と送信した。そのあと一度もメール開いてないので、返信があったかどうかは謎である。

 とうびょうにっきも更新した。この日記を「とうびょう」と称して投稿することには、正直今となっては後ろめたさしかないが、今更名前変えるのもあれであるので、自分が詐欺師であることを引き受けていくしかない。

 夕飯はピーマンのうえに肉味噌を乗っけるやつを作った。挽肉あんま残ってなかったので長ネギでカサ増ししたがまったく問題なかったのでよかった。これはお酒と一緒にやりたいやつだな!

 冷凍庫が空になってしまったので、たまねぎとウインナーでコンソメスープを作って、冷凍した。冷凍庫を開発した人に、俺は、キスを送りたいぜ。

 いつの間にか雨が止んでたので深夜徘徊した。迂回しながら青梅街道まで出て迂回しながら戻るルート。想像以上に外寒すぎてビビる。冬?

 歩きながら久しぶりにこのアルバム聴いたけどよすぎる。

 たくさん貼ってあった。

 24時間やってる西友で肉や野菜を買って帰る。肉は小分けにして冷凍庫に放り込んだ。心が安心した。

2023/03/14(火)

 10時29分起床。

 昨日、外から帰ってきてそのまま眠ったせいか、起きたら花粉で目がめっちゃ充血していた。

 徒歩圏内にもう一軒セカストあることに気づいたので、散歩がてら行ってみることに。

 道中にあったラーメン屋でお昼。いりこそばがめちゃうまだった!

 しかし、肝心のセカストは思ったよりしょっぱい感じだった。
 あまりこっちのほう来ることないし、このまま手ぶらで帰るのもあれなので、練馬高野台駅まで歩いて、そこから電車で西武池袋線沿いのセカストトレファクバズストアを巡る旅に出た!冒険だ。こっちのほう来たの生涯で一回くらいなのでワクワクである。あとで数えたらこの日は8店舗も回っていた……笑
・セカンドストリート井荻店
・ジャンブルストアひばりヶ丘店
・セカンドストリート大泉学園店
・トレファクスタイル大泉学園店
・トレファクスタイル江古田店
・BAZZSTORE江古田店
・セカンドストリート江古田店
・BAZZSTORE中村橋店
 ひばりヶ丘の店は、なんか、謎にkappaのライセンス品ぽいジャージが大量に溢れていて面白かった。あと、一階のゲオでは食料品を大量に取り扱っており、もはや店内はドラッグストアのような様相を呈していた。なんとしてでもこの街で生きていきたいという気概が感じられて、良い。
 あとの店は、まあ、なんか、普通かな……笑
 結局、何ひとつ購入せず。時間の使い方が贅沢すぎる。西武池袋線を使うことは今後一生無いので、よい思い出になった。

https://twitter.com/kosyo_kumagorou

 あと帰りにここにも寄れたのでよかったです。

 夕飯は家で豚肉とじゃがいもをマヨネーズとオイスターソースで炒めたやつ作って食べる。美味しかった。
 一日中歩き回ったせいでめちゃ疲れており、この日は0時すぎに寝た。

2023/03/15(水)

 起床時間不明。13時くらい?覚えてない。
 お昼は家で食パンを食べた気がする。そのあと、上島珈琲に行き作業。

 夕飯はマクドナルド。なんかこの日は、全身が痛くて苦しかった覚えしかない。
 そのくせ、夜はなかなか寝付けず。布団のなかで布団ちゃんの雑談ダイジェスト動画と匿名ラジオを延々ループしていた。

2023/03/16(木)

 6時59分起床。

 昨日深夜3時くらいまで寝付けなかったのに、なぜか早起きである。身体が変な感じ。

 午前中はソファで読書。『魔女の子供はやってこない』が素晴らしすぎてビビる。今週はまともに読書できてないが、これ読めただけでもういいやという気持ちです。

 駅前の本屋へ。今月のまんがタイムきららMAXを購入。あと、紙でも『魔女の子供はやってこない』持っておきたいなと思って探したけど残念ながら置いてなかった。ので、新宿のブックファーストへ。たくさんあった。

 お昼はここ。

 チャーハン食べたかったけど材料がないらしく、木耳肉定食+半ラーメンのセットを頼んだ。想像以上に丁寧な味付けだなと思った。口のなかヤケドした。

 高円寺に新しくできた、普通のドトールよりもグレートが上な感じのドトールに寄って、失格ZINEに寄稿する原稿を送る。めちゃオモロ小説を書いた!どれくらい面白いかと言うと、セカンドストリート高円寺店と同じくらい面白い。Gokou Kuytがバイトの面接落ちるレベルということである。

※ここには『ケーキが気になる!! 宇佐美ちゃん〜糖度1000パー♪平和な日常・お漏らしするまで突かれて絶頂♪令和最強喘ぎ声!誘い受け禁止の恥ずか死寸前赤面変態リクエスト!!〜』のリンクが貼られていました。Fuck The note。死ね。

 その後帰宅。これの散歩パート聞きながら歩いたらやばすぎて涙出そうになった。

 今月の「ぬるめた」よかったので思わず呟いてしまった。さきなさん好きかもしれん……。

 家で仮眠をとり、夜はたくにゃんさんと本多さんとお酒を飲んだ!いつもお世話になっておりますだぜ。

2023/03/17(金)

 起床時間不明。

 今日は日中の活動時間が2時間とかくらいだったのでした!

2023/03/18(土)

 起床時間不明。雨。

 部屋のチャイムが鳴って飛び起きるも開けたドアの先には誰もおらず、慌てて追いかけるとアパートの階段を降りたところにヤマトの人がいた。僕は脊髄反射的に声をかけた。「すいません。ありがとうございます」受け取った荷物はAmazonからだった。ソファに置くクッションをもうひとつ増やしたのである。

 ソファの快適度が増したのでお昼ご飯を食べてすぐ横になったら寝ていた。
 仮面ライダー観に行きたい気持ちがあるけど、映画を観るのも、映画館に行くのも共にダルく、動けないのであった。

 夕飯はカレー作ろうかと思ったけどめんどくなったのでコンビニでカレーを買った。お酒やおつまみを一緒に買うとお会計がちょうど1,000円になって気持ちよかった……笑

2023/03/19(日)

 起床時間不明。たぶん12時半くらい。外に出るつもりだったけど、時計を見て辞めにした。

 今日は、お昼は、冷凍庫でずっと大事にしまっていたしょうが焼きをついに食べた。しょうが焼きは、タレが沁み込んでいて、大層美味しかった。
 ここ数日は、いざとなれば冷凍庫にしょうが焼きがあるから……というのが心の支えになっていたので、食べちゃったなぁ……、と、今はとても寂しい気持ちです。

 お昼を食べたあとはサミットへ。玉ねぎやオイスターソースや牛乳やお肉やベーコンにキャベツ、お菓子やバター、あとついでに茄子を買う。

 家に帰ってお肉を小分けにして冷凍して玉ねぎやキャベツやベーコンでコンソメスープを作って冷凍した。
 あと床の埃の問題が深刻で、冷凍庫のなかをはじめ撮影したときも画面の端っこにあまりにも汚らしい床が映り込んでしまったため、冷凍庫のなかだけ画角におさまるよう撮り直したものがこちらの写真となります。やはり、食べ物だから、綺麗に撮ってあげたいである。作る/食べるをひとりで完結する自炊は結局ごっこ遊びにすぎないというのが最近の気分であり、つまり、どれだけ本気になれるかが重要なのだ、と思う。

補足

 今週は、なんか、惰性で休職し、惰性で日記を書いているみたいな、そんな一週間でした。社会には俺なんかよりもよっぽど休息を必要としているはずの人がいて、なのに俺はズルをしてソファのうえでお日様に当たり、俺もみんなもお互いにやり直しの効かない一日を生きている……。

 すげぇものを読んだぜと呆然とした!
 なんというか……なんか、ここには、確かな時間が流れているような感触があって、そしてそれに見合うだけの、代替不可能の、ひとりの人間の人生の体験がある感じがあった……と、思う。矢部嵩の特徴ともいえる癖のある文体や変だけど妙に愛らしいセリフの応酬や不条理で奇妙奇天烈でグロな展開がすべて体験に昇華されていた……うまく言えねぇけど……。だからこそ、主人公が、あったかもしれない人生じゃなく、あった人生を願い選ぶラストは、いいよね……。いい……。なんだか漠然としてしまっているが、はじめからおわりまで全部面白かった。繰り返して二回読んだ。2023年暫定ベストです!

 ほかに記憶に残るような作品は今週はなかった。

いとうくんのお洋服代になります。