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IT&マーケティング界隈の動向まとめ(2021年5月分)

Twitterに投稿していたニュースをもとに、2021/5/9~2021/6/6の1ヶ月程度の期間で起こったIT&マーケティング界隈の動向を振り返ります。


①Google Workspaceの大幅アップデート

Smart Canvasと名付けられた新機能が発表。Notionが強く意識されており、各種ツールのコラボ機能が秀逸。今後の展開が楽しみな内容になっている。
また、件の外国語リアルタイム翻訳も今年後半に予定されている。


②無料の個人向けTeams正式リリース

とうとう個人向けが無料提供。これでGoogleと真っ向勝負といった感じ。


③緩やかに進むCookieレスの対応

サードパーティCookie廃止に向けての対策は、緩やかではあるが引き続き進んでいる印象。ただし緩やか過ぎて、IT&マーケティング界隈でのメイントピックにはならなそうな印象。起爆剤がほしいところ。


④チェックリスト公開のトレンド

先月に紹介した「スプシ活用のリード獲得」について、引き続き多くの情報がPRtimesに見られた。コロナ禍での簡便なリード獲得策として、また利用者側からすれば運用改善の取り組みに直結しやすい手軽なソリューションとして好まれている可能性がある。


⑤UXインテリジェンス協会の設立

ニッチな領域での新たな業界団体が設立。UIとUXを明確に分離してUXを主張する点、インテリジェンスを標榜する点に強い意志を感じた。


⑥労働集約なDX支援のパッケージング

DX支援の文脈は、労働集約な支援内容をなんとかうまくパッケージに仕立ててプロモートする動きが引き続きみられる。


⑦スタートアップ界隈の知見

今月もスタートアップ界隈で気になる知見がちらほら。バランスの大切さが沁みる。


⑧気になる資金調達ニュース

顧客向けパーソナライズMAが流行する中で、社員向けがなかなか登場しないのは売上に直結しないことから費用対効果の説明が難しいことが背景になると思われるが、良い組織を作ろうとすればするほど無視できない要素。そこに対して最適化を図るPynは興味深い。

あとはシンプルに、急激に成長するCalendlyに対して独自の世界観を構築して対抗する国産のSpirも興味深い。


⑨その他気になるトピック


以上、今月の振り返りでした。


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