『有名人』が死ぬまで【動かない】人達〜コロナで始まり誹謗中傷に至る~

コロナが蔓延して今に至るまで、本当にイヤと言うほど感じた感覚である。

コロナが蔓延し始めた頃、【致死性が高い】【死人が出ていた】にも関わらず、ほぼほぼ変わらず日常を過ごす人が多く居た。

気を使って有給にしたり、恋人との接し方を考えている人をバカにする声も少なくなかった。

そんな中、志村けんさんが感染から数日でなくなった。

そうしてやっと「コロナはヤバい」となってやっと緊急事態宣言が意味を成した。

医療従事者が何人もテレビやSNSで呼びかけても、内閣の人間が呼びかけても、何処吹く風だった人達がたった1人の『有名人』の死で状況が変わった。

その前にも沢山の普通に過ごしている所謂「無名」の人達が死んでいるのにも関わらずだ。

さて、そうしてついに緊急事態宣言がのびに延びて5月末、世間を騒がす事件が起こった。

「テラスハウス出演者、誹謗中傷苦で自殺」
こちら、テラスハウスに出演していたプロレスラーの木村花さんが死亡した事件。

ただこの事件、ただ若くして死んだのではなく、明確に誹謗中傷苦で自殺した事が、大元で口を噤んでいても明らかである事がわかる。

発覚後、あらゆる人が「誹謗中傷はやめよう。」と叫ぶ。

...どうしても、どうしてもモヤモヤする。

今までだって色々な場面でいじめ、パワハラ、セクハラはあった筈なのに、ニュースにもなって「怖いね」なんて口々にいうのに。

結局はそこ止まりになる。

今回も【有名人】が死んで周りの有名人に波及して誹謗中傷対策の知識が出てくる出てくる。

ネットでの誹謗中傷の訴え方、証拠の集め方、対応の仕方。お金がない時の訴え方etc

有用な情報が出てくる出てくる。とても良いと思う。

多分きっと、専門家の人達や知識のある人たちは類似した誹謗中傷やいじめの事件を見る度呟いてくれていただろう。

だが「無名」ゆえに行き届かない事が多い。

今流れてる誹謗中傷の対応策、少し深く調べれば出てくる情報ばかりだ。

ただ上手く調べられない人もいる。

きっとSNSや学校でSOSを発していただろう。
きっと死ぬ前に知りたかった情報だろう。

ただ、日常漂う一般人【無名】故にあまり気に停められず、1人思い詰めて「死」に至った人が沢山居るだろう。

『【有名人】が死んだから本腰入れる』のでは無く、そういうニュースを見かけたら、重く考えて欲しい。

一条の師匠は、『人の命は等しく軽く、等しく重い』と再三言っていた。

というのも、「例えニュースで見た人達が全くの他人でも、その家族や友人にとってはかけがえないものであって、それは俺達も同じだ。」

「もし、ニュースで『酷いな。』と感じたら自分の周りの重い命を守る為にそれを覚えておくことが大事だと。

【有名人】が死んだから、では無く、もしも、何かいけないことを耳にしたら、軽く考えず、人として動ける人間が多く居ればいいなと思う。

今日はここで締めよう。いつにも増して乱文だった気がするけど

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