こちらの前回記事↓
さて、ようやく3章まできました〜。本自体はサクサク読めるのですが、まとめ記事を書こうと思うと、時間がかかりますね。
というか、このNHK出版の『学びのきほん』シリーズは全体的に面白そうだな〜。今、同シリーズの『自分ごとの政治学』も読んでおります。まとめはできないまでも、このシリーズを読破していきたい気持ち。
■ 感性で読む西洋美術 伊藤亜紗
3章では、ルネサンス期→バロック期への移り変わりについて解説しています。芸術に論理(知識を身に着けて、正しく書けば誰もが美しく表現できる道筋)を設定して、芸術が科学的・崇高な人間活動である、ということを示し、芸術家の社会的地位を高めることを追求したルネサンス期と異なり、バロック式は、簡単に言えばカトリック信者を増やすため、大衆の感情に訴えかける芸術を生み出すことが目的なので、そりゃあ当然、画風も異なるよなあ。という感じです。