見出し画像

#204 生きていてほしい、と言うのは残酷だ

 こんにちは。いてです。隙あらば『ありがとう・豊かだ』を呟く生活を始めて、本日で約204日目となりました。

 さてさて、昨日のダイエットの振り返りをしていきます。


■ ダイエット行動計画振り返り 
( 23/04/30 Day. 84 ) 
毎日下記から、4〜5個はチェックをつける。

□ リングフィット・アドベンチャー(or 散歩)
□ 朝体重記録
■ 全身写真をとる
■ 朝甘いものを飲まない・食べない
□ 16時間断食(朝食抜き)
□ トイレでスクワット5回
□ 緑茶を500mlのむ🍵 
□ 暴食したくなったらガム  
(or 暴食しなかった)
□ 甘いもの摂取しない
□ 夜玄米100g🍙 
□ お風呂上がりにストレッチ🤸
■ 夜体重記録
 
 昨日は3項目のみクリア。夜体重は 48.0kg でした;;モヤモヤが整理されてきたかなーとは感じたのですが、一人でいたり、娘と二人きりでいたりするとまだ思い悩んでしまい、つい食に走ってしまいました……。
 この2ヶ月以上、ずっ〜と調子が良かったので、こういう時期があっても仕方ないですねえ。これまでのダイエットでも、3ヶ月を超すあたりから、決めたことがうまく実行できなくなってくることが多かったので、ここがひとつの山場なのかな!という気がします。自分を虐めず、適度に甘やかしつつ、前向きにがんばります〜〜◎
 


 さてさて、本日はちょっと重ための話。人の生死に関わるお話なので、読みたくない方はここで画面を閉じていただけると助かります。






 



 詳細は伏せるのですが、数年前に、親戚のひとりが自ら命を絶ってしまったことがありました。その方は数年間、うつの症状に悩まされていたそうですが、年に1回程度会う仲であった私や、私の家族はそのことを知りませんでした。
 
 とても心優しく、純朴で、頑張り屋な性格で、実際に能力も高い方でした。友人もたくさんいたように見えましたし、周りの人にもきっと大切にされ、愛されていたと思います。
 
 その方が命を断つことを決意した時期、その方のご家族目線では「最近は新たな居場所もでき、こんなことがやりたい、と前向きな発言も増えてきていて回復傾向だ。」と見えていたようでした。

 しかし実際には、その方は、丹念に準備をした上で、誰にも気づかせず、命を絶ってしまいました。

 そのことに、私はやはり悲しみました。年に1度会う程度の薄いつながりではありましたが、私はその方がすごく好きでしたし、「何かできることがあったのではないか。」「その方の苦悩に気づくことができたのではないか。」「会っているときにもっと優しくしたり、その方の話を聴いたりすることができたのではないか。」と一丁前に考えて、罪悪感を感じたりもしました。

 が、身近に居た家族にすら気づかせず、「自分がこの選択をすることを誰も罪に感じないでほしい。」と書き遺したその方の優しさや強い意志を思うと、実際にそれをしていない、してこなかった自分がそれを思うのはただの偽善でしかないな、とも感じました。

 ただただ、その方にとっては、生きていく、ということが辛かった。頑張りたかったし、頑張り続けてきたけど、疲れてしまった。幸せになるべきだった人が、幸せに満ちた生活をすることがこの世ではできなかった、ということがとても虚しかったです。


 『生きることが苦しい』

 そう感じている人に「生きていてほしい、あなたがいてくると私は嬉しいです。」と、口だけで言うのは至極簡単なことです。思ったことをただ、そのまま言うだけ。口先ひとつの軽い言葉でしかない。

 そこにどれだけ重く深い気持ちがあったとしても、口で言うだけならただそれだけなのです。なんなら、私が悲しい気持ちになるのは嫌だから、あなたは生きていてよ、というエゴでしかないと言ってもいい。

 だから、生きることよりも、命を絶ってしまう方がよほど楽に見えると心底感じている人に「生きていてほしい」というのはものすごく残酷なことです。だって「生きてほしい」と要求されても、それに応えるだけの気力が残っていないから。人間誰しも、他人が自分に求めていることに、自分は応えられないと感じるのは苦しいです。

 あなたに生きていてほしい、と言える資格があるのは「生きていることの方がすこしでも楽しいと、あなたが思えるようになるまで、ずっと傍に居て付き添います。自分の全精力をかけてでも、あなたがそう思えるようになるまで併走します。」という覚悟を持った人だけだよね、と感じます。

 私自身は他人の人生観を変えるような、なにか大きな影響を与える力は今はまだないです。生きることが本当にしんどい、と感じている人を救えるような力も労力の残数もないな、と思います。

 だけどせめて、今、目の前にいる人、身近な人くらいには、少なくとも「あなたと一緒にいるのは楽しい。」「私にとってあなたは価値のある存在です。」と、言葉で、態度で、伝え続けられる人間でありたいな、と、そう思っています。そして、私自身にそう言ってもらえることがとても嬉しい、と思ってもらえるような、魅力的な人間になっていきたいな、とも、同時に感じています。


2023.05.01 いて(元ていこ)   2,136   文字


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?