#277 感想『ガウディとサグラダ・ファミリア展』ガウディ…おもしれー男…
先日『ガウディとサグラダ・ファミリア展』に潜入してきましたので、その感想をざっくりまとめまで!
まず、大枠で言うと、めちゃくちゃ良かった〜〜。「サグラダ・ファミリア」というと、いかにも自由な発想の建築物、というイメージがあり、その構想を練った「ガウディ」という人は、自由人でちょっと奇抜で破天荒な生活をしている、という感じなのではなかろうか、とぼんやり想像していたのですが、まっっっったくそんなことはなかった。対極。
ガウディという人は、本当に基本に忠実で、正確無慈悲であることを徹底する生粋の職人肌の人。サグラダ・ファミリアの二代目建築家に就任し、名誉や地位を得て、バリバリ活躍していても、現場職人たちの2倍にも満たない給与(200ペセタ)さえ受け取り拒否して、いつも質素で貧相とも言える服に身を包んでいたそう。その影響もあり、仕事終わりの帰宅途中に路面電車に跳ねられ、重体となった際も、タクシー3台に搬送拒否をされて(まさかそんな重要人物とは誰も思わなかったのでしょう。)結局そのまま亡くなってしまう、という悲惨な最期を迎えます。本当に設計欲と造形欲以外のすべての欲を排除したような人間なんだなあ。
そう明言しているガウディ。あれだけ独創的な建築物に見えるサグラダ・フェミリアも、ガウディ本人としてはただ「大自然や歴史から見出したものをほんの少しアレンジして、それをいかに正確に再現できるかに細心の注意を払いながら形にしているだけ。」という感覚だったのかもしれないなあ、と感じています。
その他、ガウディが編み出した建築に関する技術(アーチのための逆さ吊り実験や二重らせんの柱の法則)、ガウディが生涯に生み出した設計図そのもの、などを見知るのも楽しかったのですが、私としてはガウディの思想の道筋や性格を伺いしれる展示を見るのが一番楽しかったなあ……。
以下、その他ちょっと気になったところまとめです。
さてさて、以下はガウディとサグラダ・ファミリア展とは全く別の、プライベートに関する日記です。
昨日、ゆるゆると続いていた鈴木くんとのLINEが途切れてしまい「このままずっと続いたらいいのにな〜」と期待していたのもあり、自分でも想像以上に落ち込んでしまいました……。LINEを切られたから嫌われた、というわけでもなし、また話したいことがあればこちらからLINEを送ればいいし、なにもこの世の終わり……と絶望する必要はまったくないのですが。
ずるずる引き伸ばしたかった私のエゴに鈴木君を付き合わせてしまったかも、このタイミングで切ってほしい、と思っていたタイミングがいくつかあったかもしれないのに、私がそのサインを見逃して続けてしまったかも、優しくていいヤツなので、ハッキリと淡白な態度もとれなかったけど、正直、内心は面倒で重たかったかも……。
単なる友達とのLINEであればこんなにあれこれ考え過ぎたりしないのに、恋愛感情があるだけでフィルターがめちゃくちゃ曇るので困り物です…。最落ち込み期は超えたので今はすこし落ち着いたのですが。
そして今夜は他友人1名を交えて3名で、ですが、鈴木くんと会う予定があるので、その時にどんな空気感になるかでまた気分が急降下・急上昇するかも……まじ……感情の浮き沈みはだいぶ落ち着いたきた、と思いたいのにぜんぜんだめかも😂😂😂安定したメンタルをもちたいです。ほんとうに。
2023.08.06 いて(元ていこ) 2,085文字
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