直井昌士(いてよし)

ソーシャルワーク! すべての人が「居て」「良い」社会という理想に向けて、葛藤し、学び、…

直井昌士(いてよし)

ソーシャルワーク! すべての人が「居て」「良い」社会という理想に向けて、葛藤し、学び、学びほぐし、悶え続けます。

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社会福祉士国家試験について

ちょっとこれまでの投稿と毛色は違うのですが、社会福祉士国家試験について、誰かの役に立つかもしれないと思って、書き残しておきます。 第34回社会福祉士試験(2022/02/06実施)、自己採点ですが、118/150(78.8%)で合格圏となったので、各種資料を捨てる前の備忘録でもあります。 私は、専門学校高崎福祉医療カレッジの通信課程社会福祉士科で学んで、受験資格を得ました。 コロナ渦での学生生活だったので、スクーリングはすべてオンラインでした。提出課題のほとんどは、国家試験

    • 泣き虫なわたしが、流し打ちの二塁手になり、活字中毒者になり、能力主義に絡め取られ、ITエンジニアのキャリアを捨てて、還暦を前にソーシャルワークを目指すわけ

      昨日(2021/08/22)、認定NPO法人PIECESさんのCitizenship for Children 2021のゼミに、チューターとして参加して、ビーンズふくしまのアウトリーチ事業を行っている山下仁子さんのお話を聞きました。 ある少女が教えてくれたことと、わたしの号泣山下仁子さんは、「アタマではなく、心で応える」支援を実践されています。質疑応答で「山下さんが心で応えるようになったきっかけがあったら教えてください」という問いが場にあらわれ、山下仁子さんは「これはあま

      • PIECESさんの「優しい間」について

        MITのダニエル・キムさんが、関係の質→思考の質→行動の質→成果の質→関係の質...という成功循環モデルを唱えていらっしゃるのはご存知の方が多いと思います。 この理論は、営利組織や非営利組織の成功循環の文脈で語られることが多いと思いますが、今、不寛容の時代、分断の時代といわれる地域社会に、このサイクルを当てはめて考えてみました。 保育園や幼稚園の子供の声がうるさい、夏(夏ですよ!)に近隣の風鈴がうるさい、といった苦情が行政に届く。そんなニュースにびっくりした方も多いのではな

        • はじめまして。

          はじめまして。ソーシャルワークの森の中を彷徨している直井と申します。 どんな人も(極端にいえば、犯罪者も)「居て」「良い」社会を理想として、悶え、葛藤し、学び、学びほぐし、実践し、失敗し、やり直し。そんな彷徨をまだまだ続ける予定です。 キーワードは「いてよし」なのですが、これは木皿泉さん脚本のドラマ「すいか」のセリフからいただいています。 以下、登場人物はみな、同じシェアハウスに住む人びとです。教授(浅丘ルリ子さん)は大学教授、絆(ともさかりえさん)は売れないエロ漫画家、基

        社会福祉士国家試験について

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        • 孤独
          10本