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左手首骨折、そして入院

(※この投稿は以前やっていたブログの記事を加筆・修正し移行したものです)

↑前回投稿した記事の続き、です。あの大震災から約2か月後に起こしたバイク事故のこと。このこともこちらに残しておきます。


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2016年8月、会社から帰ろうとバイクに乗ってたら転倒、左手首を骨折してしまった。


 会社を出ようとバイクを走らせていたら、地震の影響のガタガタになったアスファルトにタイヤが滑り、そのまま転倒。左手で全身を支えたためそのショックで左手手首に猛烈な痛みが。


事故直後、歪な形にずれた手首と激痛で軽いショック状態。救急車で近くの病院で診断してもらったら粉砕骨折、とのこと。しかし震災の影響で手術予定が重なっており、一週間くらい先になるかも、と言われる。

 

結局その日は手を固定する処置のみ、だったので激痛は止まず、ほとんど眠れなかった。次の日、別の病院で診察してもらうと「これ、すぐ応急手術しないとマズイです」とのことで急遽、手術。そしてそのまま入院することに。最初の病院、なんだったの(怒)…

 

 

そして上のイラストに描いたような処置をしてもらった。明日はいよいよこの取り付けている金具を外し、砕けた骨の代わりになり金属を取り付ける、とのこと。

 

人生初の骨折、そして一週間以上の入院も初。この記事は、ひっそりと静まり返った四人部屋の病室にてスマホで打ち込んでる。見知らぬ人の話し声やオナラやいびきの音を聞きながら。

 

片手が全く使えないので、病院スタッフの方々、そして家族の手助けなしではいろんなことができない(なにせ歯磨きひとつとっても大変だ)。改めて人の優しさのありがたみを感じている。ほんとは普段の生活から気をつけておかないといけないんだが、自分でなんでもできるとついつい過信してしまうのだな。

 

病室を出て、外の景色が見えるラウンジに腰掛け時間を潰す。しばらく重い物持ったり工事もできないかもだし、退院後の仕事のことを考えると憂鬱になるが、こればかりは仕方がない。目の前のことを少しずつ乗り越えることしか今はできない、と腹くくって頑張るしかない。


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(※追記 2018.12/9)

この事故から2年後の現在。通常の生活には支障はないものの、左手首は以前のようにグルっと回すことができなくなってしまった。これで困るのは例えばドアノブの開閉だったり、ちょっと背中をかいたりする行為だったり、車のハンドルを回したり、なのだが、一番悩ましかったのが元々趣味だったギターを演奏できなくなってしまったことだった。だがその代わり、というか今ではパソコンで打ち込み宅録のほうにハマったりしていくつか曲を作ったり、また油絵を始めたりしている。多少不便にはなってしまったが、それでもなんとかやっていくしかないのだ。

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