【エクセル】文字データを"0"として平均を求めるには
こんにちは。いたをです。
私の住む街はこの度「まん防」が延長されてしまいました。”一人呑み・酒場放浪記”のいたをにとっても、もうしばらく我慢の日々が続きます。
うーん、ストレス溜まる~!
呑みに行きてぇ~!!!
さて気持ち切り替えて、本日はエクセル関数のお話を。
1.AVERAGE関数知ってますよね
皆様ご存知、平均を求める関数として、エクセルには「AVERAGE」関数というものが用意されています。エクセル初心者でも初学の最初の頃に学ぶことが多いので「あぁ知ってるよ」って方は多いでしょう。
結果は546.0千円と出ました。
さて、この場合はどうでしょう?
いわゆる「時短」等の指示が発表されたために8月は売上が下がっていますね。しかも松山店は1ヶ月間休業を余儀なくされました。
ここでどう考えるかですかです。
休業した店舗を含めて平均を出すか?
休業した店舗を含めないで平均を出すか?
「AVERAGE」関数ではどうなったでしょう?
509.4千円となり、営業していた5店舗の売上高平均となっています。
すなわち、AVERAGE関数では計算対象のセルに文字列が入っていた場合、その文字列を無視して平均が求められるということです。
ちょっと待ったぁ!!!
の声が聞こえてきましたね。
休業していたわけだから、売上は「0」ということだよね。
松山店の数字を無視しないで6店舗で平均を出したいんだけど。
その通りですよね。
じゃぁ「AVERAGE」関数に替わる関数はないの?
ちゃんとあるんです。
2.文字データを”0”として平均を求めたいなら「AVERAGEA」関数
無視せずに文字列を”0”として平均を求めたいのであれば、
「AVERAGEA」関数を使用します。
424.5千円となり、松山店を売上0千円として、6店舗の平均売上高が計算されていることが分かります。
なるほど。これで実態に即した数字になりましたね。もちろん5店舗の平均売上高も必要な時はありますが・・・。
3.空白セルは無視されるので注意です
一つだけ注意点を。
データが空白になっていた場合、「AVERAGE」関数、「AVERAGEA」関数ともに5店舗の平均売上高が計算されています。
自分がどのような結果がほしいのかによって、空白にはせずに何らかの文字列を入力することが求められるようです。
まとめます!
メモ!
「AVERAGE」関数:数値の平均値を求めます。
・・・文字列、空のセルは無視されます。
「AVERAGEA」関数:データの平均値を求めます。
・・・文字列の入力されたセルは0とみなされます。空のセルは無視されます。
今日は数値の平均値を求める「AVERAGE」関数とデータの平均値を求める「AVERAGEA」関数についてお伝えいたしました。
それではまた。
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