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202 福岡発、移住を目的とした航空サブスク

株式会社Insight Techの西園です。
飛行機乗り放題のいわゆる「航空サブスク」が活発化していますね。

2020年以降航空各社が、ADDress《アドレス》、HafH《ハフ》などの全国の居住スペース・宿泊施設を定額で利用できるプラットフォームと組み、期間を区切った飛行機乗り放題サービスの実証実験を複数回行っていますが、募集開始後即完売するなど反響も大きいようです。

働く場所の制限が無くなったことでワ―ケーションなども広まっているので、この反響の大きさも頷けますね。現状国内で航空サブスクを実施したことのある航空会社は、ANA、JAL、ピーチですが、ここにスターフライヤーが23年春から参入するようです。

黒ベースのデザインが本当かっこいいですね。

サブスク化は業界内では後発になりますが、他社とはターゲットが異なり、「都内賃貸物件に家族で住んでいる会社員」に向けてサービスを設計するようで、記事冒頭にあるとおり福岡県内の賃貸住宅と、東京ー福岡間の航空券をセットにしたサブスクにするとのことです。

既存の航空サブスクは、旅行やワ―ケーションなど日常生活にちょっと特別感を求める方には嬉しいサービスかと思いますが、スターフライヤーは都内の会社に勤めている在宅ワーカー世帯で、将来も見据えて住む環境そのものを良くしたいという方にフォーカスした模様です。

「基本在宅ワークだけどたまに出社しないといけないから結局まだ都内に住んでる」
「子どもも大きくなるから本当はもっと広い家に住みたい」
「もうちょっと自然豊かなところに住みたい」
といったお考えの方には心強いサービスになりそうですね。九州出身だと尚のこと嬉しいサービスかもしれません。

「旅行」に軸足を置いた航空サブスクの反響は大きいですが、
「移住」「通勤」に軸足を置いた航空サブスクはどうなるのか気になりますね。サービスの詳細発表に期待です。

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