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119 金融サービスで「繋がる」体験

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
みんなの銀行「ピクシブ支店」が開設されましたね。

6月に連携が発表されてから気になっていましたが、クリエイターやファンがピクシブ内でみんなの銀行ピクシブ支店の口座を開設し、オリジナルのバーチャルデビットカードを保有することで作品の売買をスムーズに行えるようになるというものだそう。

デジタルバンクならではと言えるのが、マイページに表示される支店やデビットカードのデザインがピクシブの世界観に合わせているという点でしょうか。

先日、フィンテック企業がスポーツチームやアーティストとそのファンを繋ぐ役割を担うシーンが増えていることを取り上げてみましたが、コミュニティごとに世界観が異なるので、それに合わせたUIにするというのは確かに重要かもしれません。その世界観に浸っている時に支払いで現実に戻されるあの感じは良いものではないですよね。

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私の主観ですが、「金融」というと事務的で非常にドライな印象をこれまで持っていました。各金融機関のサイトやアプリ、金融サービスの資料を拝見しても、並んでいるのはどこか事務的な説明文、数字、グラフで味気なく、使ってみても、問題なく手続きできたか、使いにくくないかぐらいしか印象に残らないのが正直なところです。

そういうものだと思っていたので、金融に対し世界観やデザイン性、新たな体験などを求めたこともなかったのですが、今回のようなニュースを聞くと、やはりサービス提供者の色が反映されている方が良いなと思えてきます。

金融のUXには新たな価値観が生まれているのかもしれません。

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