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86 ゴールドマンも日本で銀行業開始

Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
近年、銀行法改正などを背景に異業種からの銀行業参入のニュースが後を立ちませんね。

先日もヤマダ電機擁するヤマダHDがネオバンクとして7月からサービスを開始するとニュースになったばかりですが、この度証券の大物も銀行業に参入するようです。

ゴールドマン、日本で銀行免許取得 証券から多角化
2021年7月7日 日本経済新聞

その名も「ゴールドマン・サックス・バンクUSA東京支店」とのことで、本年9月から営業開始予定のようです。

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(画像:金融庁HPより抜粋)

アメリカではずっとやってたんですね。
恥ずかしながら今回のニュースで初めて知りました。
取り扱い業務は、本店その他海外支店業務の媒介業務、法人顧客向け銀行業務などのようです。

今年5月に成立した改正銀行法による大きな変化ですね。
改正銀行法は海外金融資本の呼び込みも目的の1つとなっているので、今後海外の金融機関が日本で銀行免許取得したというニュースが増えそうです。

多角化

本件個人的に興味があったので他の記事も漁っていたところ、日経の別記事で昨年1Q(4〜6月)のゴールドマンサックスの決算内容を載せていました。それによると・・・

4~6月期の純営業収益(事業会社の粗利益に相当)は同41%増の132億ドルとなった。部門別では、投資家の金融商品売買を仲介するトレーディング部門が同93%増の71億ドルとなった。

え・・・ほぼトレーディングじゃん(;゜0゜)

ネットにアップされている決算書もいろいろ見てみたのですが、トレーディング事業による収益が約40〜50%(ざっくりです)を占めており、そのせいか市況による影響を比較的受けやすいとう評価を受けることもあったらしく、事業の多角化が急務だったようです。


各社いろんな事情がありますね。



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