チェコ共和国で息子世代と話す

毎日続けておりますオンライン世界旅行。今日はチェコ共和国に初入国となりました。いつも通り、zoomの画面に相手がパッと映って初めてどんな人かが判明するのですが、今日は「あれ・・・わ、若いっ!!」。

大学生にすら見えない・・・なんだろう若いな・・・。「すごい若く見えるけど、年齢はいくつなの?」と聞くと「ああ、そうだよね。15歳だよ」って返ってきて、マージーかー!!と驚きました。中学三年生とのトークです。

ただ、この15歳トーマス。そんじょそこらの若い子とは違ったなーと思いまして。なんかそもそもおっさん38歳日本人が世界旅行をしているので話してあげてくれという50歳くらいのおっさんの頼みを快諾し、今日この場で話しているという事態がそもそもすごい。15歳でそんなん絶対やる気なかった。


「なんかすごい落ち着いて見えるけど、自分ではどう思う?友達もそんな感じかな、そんなことないでしょ?」って聞くと、

「ああ、うん。友達は確かにそんなに自信がえう感じじゃないかもしれない。僕もそんなに自信があるってわけじゃないけど、できるだけ自信があるように振る舞おうとはしているよ。そうすると周りもそう思ってくれてすると僕も自信がついてくる。そんな風にしているんだ。」

おいおい、しっかりしとんなー!!


さらに「兄弟はいるのー?」と聞くと。

「ああ、12歳の妹がいて。昨日ちょうど誕生日だったんだ。」

「そっかそっか、プレゼントはあげた?」

「うん、あげたよ。大したものじゃないし、妹が嬉しかったかわからないけどね。」

「そんなことないよ、きっと嬉しいはずだよ」

「そうだね。プレゼントがたった4ドルであるとか、そういうことは問題じゃないと思うんだ。彼女は何が好きかな、彼女はどんな気持ちかな、彼女は喜ぶかな。どうかな。そんな風に思うことが大事なんだと思う。」

「その通り。それはお金の価値じゃなくて、時間の価値なんだよね。」

「そう、どんな時間をかけたのかが大事だってことだね。」

ちょっとなにこのイケメン。15歳でなんなのこの理解力。驚くわ。。


ああー、こういうことをわかっている人は15歳からすっかり分かっていたのかもしれないと思わされました。こういうことが分かっているって本当にすごいことだなと思うのです。15歳とか関係ないけど、でもやっぱり15歳でこんなことを分かっているってのは本当にすごいことだと、おじさん思うな。


「本当に驚くよ、こんな若いのに。いや、なんというか、そうだね。息子たちも君と同じくらいで、もうすぐ14歳と三日前に12歳になった二人の息子がいてね。彼らともっと大切な話をたくさんしたいなあと思ったよ。」


そんなことを彼に伝えて、素晴らしい若い人に出会えて嬉しかったよ〜ということでバイバイしました。彼からつながる若者とのネットワークが繋がって、外国人の若者とどんどん仲良くなるのもめっちゃいいなーと思います。

いやあ、先日の25歳Vanyaも素晴らしい人格だったけど、今日の15歳Tomasもほんま驚かされます。おじさんはもう合掌するくらいしかやることない。

それでは。合掌。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。