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東京という街

どうも、石山です。

本日は我が街"東京"について語ってみようかと思います。

東京に生まれ、そのまま東京に26年間に住んでいます。住んでいるエリア的には23区の西側の方になります。なので、渋谷や新宿などは小学生時代から馴染みがある、そんな人です。

小中高は東京は大して特別意識を持っていませんでした。それはみんなも同じだと思っていました。小学校の時には福岡、長崎、大阪、北海道などに家族旅行に行き、高校生の時に仙台や日光などにひとり旅をし、修学旅行では沖縄に行ったりしました。そうして色々地方を見てきてはいましたが、その考えは特に揺らぐことはありませんでした。というよりは、あんまり意識したこともなかったというのが正解だと思います。

そんな考えに変化が訪れたのはやはり大学に入ってからでした。大学は知っての通り、いろいろな場所から人がきます。自分の場合、大学も東京だったので東京出身者が多めではありましたが、神奈川や埼玉、千葉などの関東圏からきている人もいましたし、中には宮崎や愛知と地方から上京してきている人もいました。そうした人たちと話していると話題にだったたり会話に介在する意識だったりに、東京とそれ以外の都市の差を感じている雰囲気を感じました。

なんで東京は特別視されるのか?

東京は日本の首都です。約400年前、徳川家康が江戸幕府を立てたことで日本の中心は京都から東京に移り、約150年前、「富国強兵」というスルーガンのもと、明治政府の方針で中央集権国家となった日本。そうした歴史の流れで、東京にはありとあらゆるものが集まりました。東京の今日の繁栄があるのは、そうした名残が未だに色濃くあり、それが継続しているという話だと思います。

東京の街はどこも大きいです。山手線を想像すればわかりやすいでしょう。新宿、渋谷、品川、新橋、有楽町、東京、上野、池袋。どこもそれぞれに特徴を持つ街。そして規模が大きい。人の行き交いは慣れない人だと酔ってしまうでしょう。さらに原宿、六本木、秋葉原、お台場、中目黒、下北沢を始めとして、ファッションやビジネス、商業施設などが集まる街もたくさんあります。

確かに、そうしたものがすべて集結している都市は、他にないと言っても過言ではないと思います。大阪や名古屋も大きい都市ですが、単体の大きな街であり、東京みたく大きな街の集合体ではないと思います。

こういった事情があり、東京は特別視されるのかと想像します。また、下の記事で書いた通り、47都道府県すべてを制覇した身からしても、確かにそういった意味では特別な都市だなというのを再確認しました。

しかし、自分は東京という場所に特にこだわりはありません。ただ、今までの人生において、生まれた場所から移動する理由が特になかった。裏を返せば、理由ができれば簡単に東京から出ることでしょう。実際問題、新潟だったり、関西圏、福岡に住んでみたいなぁという願望があるので、そうしたチャンスがあれば飛びつくと思います。

みんなは東京を特別視するけど、住民からみれば東京は特別な場所ではない

もちろん、ありとあらゆるものが集まっていますから、とても利便性がいいのは間違いないです。そうした観点からいえば、東京から出たくないとなるのは理解できます。しかし、東京は特別視されたことからありとあらゆる地域の人たちが入ってきていて、"東京"という場所の色が薄れているように感じます。そうした環境下にいると、東京というものにアイデンティティがなくなります。結果的に、住人から見れば東京という地は特別な場所でなくなります。

東京という土地にずっといる身からすれば、"故郷"というものが存在するのはとても羨ましいものです。これは、自分が旅行好きだからさらにその気持ちに拍車がかかっているのかもしれません。故郷に帰れば、その土地にはその土地特有の色が存在し、そこにホーム感を感じれるのかなと想像しています。しかし、東京にはそういったものは全く感じません。やはり、東京という街に色がないと感じているからだと思います。

東京という街は特別なものが詰まっている無色透明な街

これが一番しっくりきます。東京という街は嫌いではないです。むしろ好きだと思います。しかし、やはり色がある街の方が魅力的に見えます。みなさんはいかがでしょうか?

今日はこの辺で。ではまた。

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