制作日記No.228〈合宿免許篇の「大団円」？〉

2022年4月28日（木）

お疲れ様です。いたがきブログです。

乃木坂46メンバーの卒業後をテーマに、僕の妄想を短篇小説集にしようと企んでいます。
タイトルは短篇小説集『振り向けば青春 ～あの後の彼女たち～』です！

（略して #短篇小説集ふりはる ）

現在、松村沙友理篇と西野七瀬篇を制作中です。

ゴールデンカムイも完結したことだし、僕も今日の日記で合宿免許篇を完結させたいと思います。

▼これまでのお話
制作日記No.224〈いざ合宿免許へ〉
制作日記No.226〈合宿免許の初日〉
制作日記No.227〈最終学歴は自動車学校〉

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
▼最後の関門、学科試験
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

自動車学校をギリッギリ踏ん張ってなんとか卒業しまして、あとは地元の免許センターで学科試験に合格すればめでたく免許取得というところまで来ました。

合宿中も学科試験に向けた自主勉強をしていたのでまあ大丈夫だろうとは思っていました。とはいえ、せっかくここまで一生懸命やってきたのに最後の最後に慢心して足元をすくわれるなんて絶対嫌だったので、試験の前日に教本をざっとおさらいして定着度を確認し、当日も試験が始まる直前まで○✕クイズを解いてました。

その甲斐あって、手応えじゅうぶんに試験は終わりました。

試験が終わりいちど退室。集合時間になったら再び試験を受けた席に戻りそこで合否がわかります。

天井に固定されたモニターに自分の試験番号が表示されれば合格です。僕の受験番号は１９６。コロナ対策で席を開けてるので、受験番号は偶数のみです。

来い、来い、

１９２

来い！来い！

１９４

クゥォイ！！クゥォォイイ！！

１９６

ギニニィ（拳を握りしめる音）フンフンフンフン（拳を小刻みに振る音）

学科試験も無事に合格。ついに免許取得です。辛かったこの日々が無駄ではなかった。ただ免許を取得したというだけではない、僕の人生においてとても意味のあるできごとに感じました。まじで高校受かったときより嬉しかったです。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
▼旅の終わり、それは突然に。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

交付料を払って証明写真を撮影したら、交付まで90分ほど待ち時間になります。

鮫洲のマックでお昼を済ませ、1時間ほどで免許センターに戻って２階の交付窓口に到着しました。交付時間までまだ10分以上あります。

そうだ！Twitterでつぶやこう。

他人からすりゃどうでもいい話だろうけど、それでも僕はこの喜びを言っておきたい！

あの合宿を経て僕はきっと成長した。以前よりは少しだけちゃんとした人間になれた気がする。免許持ってる人なんていっぱいいるし、別に何の自慢にもならないけど、それでも今から僕がもらう免許証はとても価値があるものに思えるんだ。

そんなホクホクした気持ちでTwitterを開いた僕の目に飛び込んできたニュース

【スクープ】YouTuberヒカルと元乃木坂・松村沙友理が熱愛「超厳戒の真剣交際」

その日本語の意味を脳が理解する前に、反射的にスマホの画面を切りました。ここまで僕の日記を読んでくれたあなたなら、僕の絶望の大きさが理解できるはずだ。

そうだった。僕は何も持たざるもの。砂漠の砂の一粒、腸内にいる乳酸菌の一匹が、いったい何を思い上がっていたんだろう。

免許を取った？フッ。それがどうした？お前まさか、そんなことに意味があると思ってたのか？

笑えるな。

そんな紙っぺらのためにお金と時間を無駄にして、お前馬鹿だな。

合宿免許の苦しい日々も、合格したときの達成感も、ジェットコースターが落下するための上り坂に過ぎなかったのです。今までにないほど高くまで上昇した分、その落差は僕を引き裂くのにじゅうぶんなものでした。

まさかあんな虚しい気持ちで免許証を受け取るなんて、思ってなかったですよ。

これが合宿免許篇のラストシーンです。

しかし、物語は終わりません。僕にはまだ、創作という生き方が残されています。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

明日の日記も読んでね！

▼コチラで作業風景をライブ配信しています
【執筆中のPC画面】https://0000.studio/itagakiblog
※アーカイブもあります！

【執筆風景】https://www.showroom-live.com/room/profile?room_id=354242
※毎週金曜日21:00～「深夜ラジオかぶれ配信」もやってます！

では、また後ほどお会いしましょう。