見出し画像

君って覇気がないよね、覇気が。

最近はいつ書いても久しぶりとばかり言ってしまう自堕落っぷり。板垣です。

まずは近況報告。

だらだらと社会人になってしまいました。新入社員のくせして華金とか言うなよという無駄な反抗を心のうちでひっそりとしています。ひねくれの病は未だに患っているようです。

そして24歳になりました。今年の誕生日は平日だったので誕生日であろうと勿論仕事。仕事前に自販機でお茶を買うと人生初のアタリが出た。お茶を2本買ってデスクに戻る姿を上司にジロジロ見られ、へへへと情けない愛想笑いしかできない新入社員である。

また、23年間住んできた首都圏を離れ、5月から愛媛県の松山に住んでいる。四国に足を踏み入れたことすらない人生であったが、実のところものすごく気に入っている。

何がいいのかと言われれば、正直明確に挙げることはできないけれど、はっきりと1つ言えることは、「穏やかさ」が自分にはとてつもなく合っている気がする。

街中の中華料理屋も定食屋にも大抵日に焼けて色褪せた『美味しんぼ』か『はじめの一歩』が置いてあって、地元のスーパーの入り口には貸出図書のコーナーがある。味噌も酢もかなり甘口で正直口には合わないけれど、今の家のシンク下では、その酢を使ってらっきょうを漬けている。郷に入らばなんとやらマインドである。

四国という世界、松山という社会は凄く好き。
そして、社会人は一切向いていないと実感する。

〇〇くん、君って覇気がないよね、覇気が。

表情が硬い。もっとにこやかにさ。野球部でしょ?真面目だけじゃ社会人はやってけないよ。

これらは僕がこの2か月で言われた言葉。

黙れ黙れ黙れ。心から思う。平日8時半から17時までの僕は僕の知らない僕なのに、僕じゃない僕に頼らなきゃいきていくことすらできない。

先輩の為にドアを開ける。先輩の為に水を注ぐ。お世話になってなんかいないのに、お世話になってると嘘をつく。これらの行為の根源は、優しさとか気遣いであるはずなのに、ずっしりとした「責任」という常識として括られる。


向いてない。本当に向いていない。
僕はもっと健やかに生きていたい。
何をもって健やかとするかは僕が決める。
最近どっちが前かわからない時があるよ。

だけどここで吐いて少しだけスッキリした。現状が何か変わったわけでもないし、誰かに何かをもたらしたわけでもない。でもそれでいい。僕は僕の青空に向かってボールを投げつけたいだけなのだ。良い風に言い過ぎたかしら。

社会人って言葉、そもそもキモ過ぎるよな。
まじやってらんねーや。

でもね、いつでもやめてやんよってマインドあるんだよね。ひたむきに嫌なことにも文句を言わずに頑張る人ってすごい。少なくとも自分はそっち側の人間なのでなんだかんだと逃げ出さない理由を持っている。

でも世界には踊りたいように踊っている人がいて、笑いたいように笑っている人がいて。今の自分とはまるで程遠いけどそんな人が世界にはいるんだってことを学んできた学生時代だった。いつかそんな世界に飛び立ったときに、「昔こんな嫌な思いしてましたわ〜」って語れるような、ダシが取れるまではもう少しだけ頑張ろうかなと思うよ。

もう立てないくらい頑張ってるけど、あとちょっと頑張るからさ。

見ててよ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?