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うさぎドロップをみた話

毎日コラム生活70日目。こんにちは!The.Itackworks棚林です。


今日は最近見たアニメ「うさぎドロップ」について書こうと思う。
例の如く、ネタバレが嫌な人は今日のコラムは読まないことをお勧めする。
昨日の毎オムの記事を読むか明日の毎オムの記事を楽しみにしてもう寝よう。
という感じなので、ネタバレ防止のために一旦改行を挟みます。

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うさぎドロップについて


これを読んでいる人はネタバレ大丈夫な人だと思うので、ざっとどんな話かが分かるようにWikipediaの作品のあらすじを載せておきます。


(アニメうさぎドロップあらすじ)Wikipediaより
祖父の訃報で訪れた祖父の家で、30歳の独身男、河地大吉(ダイキチ)は、祖父の隠し子・鹿賀りんに出会う。りんをやっかい者扱いする親族に反発したダイキチは、勢いでりんを引き取り育てることを決める。ダイキチは四苦八苦しながらも面倒を見ようとするが、りんを保育園に通わせながら従来の仕事を続けるのが困難だと気付き、りんの育児を優先させるために残業のない部署へ異動する。りんもダイキチとの生活を続けていくうち、同じ保育園で知り合った二谷ゆかり・二谷コウキ親子など徐々に信頼できる人が増え、明るい一面を見せるようになる。…
(中略)
…りんの熱病などトラブルに見舞われながらも、共に成長しながら生活を続けていく。

という話である。


松山ケンイチと芦田愛菜で実写映画もやっていたよね。まだ見てないけど。

このコラムのために、ちょっと調べていたらアニメ化されていない第2部のネタバレを見つけてしまい、内容にちょっと今驚きを隠せないが、とりあえず第2部については置いといて、アニメ化された第1部について書いていきたいと思う。ちなみに2011年放送のアニメである。



見始めた経緯は、先日見たアニメ「かくしごと」で、「父」と「娘」の絆の尊さに気づいてしまい、何かないかとアマプラを漁っていた時に見つけたのがきっかけだ。
2011年のアニメだが、割とここ最近見たアニメの中で一番いろいろ考えさせられて面白かったし、感動した。


アニメの第1部の話の見所は主人公のダイキチが慣れない子育てに悪戦苦闘しながらも、
りんとの親子としての絆を深めていくところかと思う。

6歳と幼いながら、父親(おじいちゃん)を亡くし、心を閉ざしてしまったりんが、ダイキチとの生活を共にする中でいろいろな経験をし、明るさを取り戻していく様にまじ胸打たれる。
なんだか他のアニメ違い、幼いりんが大切な人の死を受け入れられない様子や孤独感を口に出して言語化できないような様子など、幼い子供の心の閉ざし方の描写が、リアルに描かれているように感じて、見ているこちらも心が痛んだ。(入り込みすぎだろうか)
だからこそ物語終盤で明るくなっていくりんをみてほっこりできるのだろ思う。

そんな感じで、りんが心を開いていく様や、保育園から小学校へと成長し、変わっていく「娘」の姿がとても良さみを出しているのだが、その一方でりんの成長とともにダイキチの内面や考え方が変わっていく様がとても心に来るものがあった。

というのも、主人公のダイキチは30歳の仕事一筋でろくに実家にも顔を出さないサラリーマンという感じで、少し違うが今の自分と重なる部分があったからだ。
それまで、仕事がすべてだったダイキチはりんとの生活の中で、物語中盤で自分の生きてきた「会社」世界がいかに小さく閉じられた世界であったかに気づくとともに、一番大切なものが「仕事」から「娘」に変わっていき、考え方や生活が変わっていく。そんな様子や、娘のために一生懸命になる父親の姿、それに応える娘(りん)の姿をみて、かなりぐっとくるものがあった。

自分も娘ができると大切なものが変わっていってしまうのだろうか。そんなことも考えたが、自分の大切なもののために考え方や働き方、自分を変えていく姿は少しあこがれさえ抱いた。今までではこんな考えに至ることなんてなかったと思うし、そんな考えになれただけでも見てよかったなあと思う。
人の幸せために行動する、人を思いやる、人の幸せの為に自分の生き方を変えるという、今までの自分に欠落していた感情・考え方をうさぎドロップを通して学んだ感じがした。

あと子育てに奮闘するダイキチの姿をみて、もうちょっと自分の親にも感謝してもっと連絡とった方がいいかな~なんて考えさせられましたね。

周りで結婚する人などがいると、結婚願望はあるかみたいな話になることが最近多いが、そういう時いままで自分は「いや~自分はもうしばらくは独り身がいいっすね~」みたいな感じで濁して回答することが多かったが、最近かくしごとやうさぎドロップといったような、愛する我が子のために一生懸命になる「父親」と、それにこたえる「娘」の姿を描く姿をみて、愛する人との間に生まれた愛娘のために一生懸命になる父親として生きる人生もそれも悪くないなと思うようになった。
(ただ、この物語のように30歳で6才の娘を持つためには、24歳で子供が生まれていなければいけない計算になる。あれ…?)


うさぎドロップ第2部は、まだ読んではいないが賛否両論な内容らしく、それこそnoteで感想を書くと色々な方向から鉞が飛んできそうな気がするので、時間がある時にこそこそと読みたいなと思う。
読者の方の中にこういう系の作品を他にも知っている人がいるのであれば是非教えてもらいたいものである。

そんな感じでアニメ「うさぎドロップ」をみた感想文でした。以上です。

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