【#短編小説】心を壊した後に幸せあれ.jp
これから私が話すことは、所謂、フィクションというものであり一人の人間のSOSなどではありません。その点だけ、皆々様にはご了承いただきたく。何卒、何卒、勘違いなさらぬようよろしくお願い申し上げます。
私がソレを患ったのはいつだったのか。正確にはわかりませんが、よく見る病名が記された診断書を受け取ったのは先週の通院日のことでした。本日は少々疲れておりますので大まかな説明となってしまいますが、ともかく、ともかく、まあ、ともかく、私は、緩慢な私になってしまったというわけです。