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台湾の士林夜市が最高だった話。〜「高3、初めての一人旅in台湾」第3回 士林夜市編〜

2024年5月に4泊5日で台湾に一人旅に行きました。
今回は第3回、士林夜市編です!

台北駅から士林夜市へ

台湾の夜市文化は日本でも有名で、特に士林夜市は「台湾、夜市、おすすめ」と検索すると必ず上位にヒットするとてもポピュラーな夜市です。
今回はそんな士林夜市での旅のようすをお届けします。

士林夜市は台北の中心部から少し離れた士林区という地区にあります。
台北駅から電車に乗って20分ほど、剣潭駅という士林夜市の最寄駅に到着しました。

駅を出ると台湾らしいお店が出迎えてくれる

まだ日の沈まない夕方6時前に到着しましたが、すでに夜市は地元の方で大賑わいでした。
また、台北松山空港の近くであるということもあってか日本人観光客の方の姿やヨーロッパ系の観光客の方々の姿もチラホラ見受けられました。

台湾をはじめとした東南アジアの国々では昔から昼間の暑さがまさに地獄です。ましてやクーラーなどなかった時代に高温多湿の気候の中での商売はさぞ大変だったことでしょう。
そこで日が沈んで気温も落ち着く夜間に出店し始めたのが今の夜市の原点だそうです。
今や夜市は地元の人のコミュニティになくてはならない重要な文化となっています。
昨今ではインドネシアや中国などの国々で衛生面の観点から夜市を廃止・規制する動きが強まっていますが、台湾では観光資源として整備し、活用する方針のようです。
現地の文化が反映された台湾の夜市。散策するのがとっても楽しみです。

夜市の中心にある看板

さっそく散策開始!

夜市に入って早速台湾らしいお店を発見しました。

なんの食べ物なのかは正直よくわからない

屋台にたくさんの食べ物が並んでおり自分で好きなものを取って店員さんに渡します。
すると店員さんが大きな棒のようなもので取った食べ物を細かく砕いてくれスパイスの効いたソースなどをかけてくれます。お値段約300円。

ビニール袋に直接入れるタイプ

気になるお味は….なんともいえない!(笑)
と言うのも正体不明の色々な食べ物を取ったのでとっても美味しいものもあれば口に合わないものもさまざま。
ただ全体にかけてくれたソースはピリ辛で美味しかったです。

鳥の足

正体不明の食べ物をたくさん食べましたが、これだけははっきりわかります。
鳥の足です。
一口食べてみると…うまい!
食わず嫌いはいけませんね。どんな見た目の食べ物でも食べてみるまで味はわかりません。

なお夜市での食べ歩きは手がベタベタになるのでウエットティッシュが必須です。

この看板の下には食べ物だけでなくゲームの屋台も広がる

日本でも有名なジーパイ!

さてどんどん食べます。
続いては日本でも有名な、人の顔くらいの大きさのフライドチキン、ジーパイです!
ジーパイの屋台は大行列でした。
並んでいる間、前を並んでいた韓国人の方とフランス人の方が英語で会話をしていらっしゃいました。私も英語が話させるようになりたいなぁ。
旅先で他の国の旅人と共通言語で会話するってとってもオシャレですよね。

一人黙々と並んだジーパイの味は…

15分ほど並んでようやくジーパイにありつけました。
ではさっそくガブリっ!….あまうま〜〜〜〜〜!

甘うまのタレがどっぷりかけられたジーパイに唐辛子パウダーがよく合います。これぞ甘うま!

ちなみに台湾では至るとろで唐辛子パウダーをかけられますが、必ず店員さんが「Spicy?」と聞いてくれるので唐辛子が苦手な方も安心です。

小松菜奈の顔と同じくらいの大きさのジーパイですが(笑)意外とぺろっと食べ切ることができました。

ちょっと箸休めに…

お腹も少し満たされてきたので食べ物以外の屋台も巡ってみることにしました。

夜市ではゲーム・服・雑貨・生活用品など何でも売ってる

パチンコや輪投げ、射程など面白そうなゲーム屋台が並んでいましたが、私は下手くそなくせにギャンブル気質なのででどれも挑戦せず、みて回るだけにしました。

「オニサン!オニーサン!ド?ワナゲ!タノシイ!!」
一歩進むごとにカタコトの日本語で勧誘されます。
海外旅行に来た実感がまた湧いてきました。
あーやっぱり楽しい!

よく「海外は勧誘が強引で鬱陶しいから嫌だ」おっしゃる方がいらっしゃいますが、この海外特有の勧誘を日本では楽しめないエンターテイメントと捉えて楽しめるかどうかで旅の楽しさは変わってくると思います。
もちろん危険な勧誘はキッパリ断ることが前提ですが…

食べ歩き再開

夜市の中にあるお寺周辺の屋台

すっかり世もふけてきて夜市の賑わいがより盛大になってきました。
チラホラ見かけていた日本人観光客の方も少なくなり、地元の方が多いディープな雰囲気になりつつあります。

さて、もう少し食べ歩きを続けます。

海鮮焼きそば

小さな子供を抱っこ紐に抱えた夫婦が営む屋台で海鮮焼きそばを食べました。
これまたうまい!!!
細麺にたっぷり海鮮が入っており、炭火の香りが食欲をそそります。
味付けも日本風で美味しかったです。

まとめ

この後もしばらく食べ歩きをしましたが、疲れていたのか写真を撮ることをすっかり忘れていました。
写真無しに食べ物の紹介をするのは少し無味な内容になってしまうのでご紹介はここまでにします。

今回は台北の士林区にある士林夜市での旅のようすをお届けしました。
次回は「台南のタバコ屋さんのおじさんが優しかった話〜高3、初めての一人旅in台湾 第4回 台南編」をお届けします。
これまでは比較的有名な観光地をご紹介してきましたが、次回はかなりディープな内容になっているのでぜひお楽しみに!!


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