見出し画像

Jリーグ2021イケユニ備忘録

今年も早いものでもう年の瀬です。今年はシーズン初めに「Jリーグユニフォームがアツい!どこもイケてる!」と興奮した史上稀に見るイケユニフォーム合戦のシーズンでもありました。そんな記憶を風化させぬべくこの年末にまとめたいと思います。サッカーもデザインも専門家ではありませんのでテキトーです。僕とユニフォームのお喋りしたいやつだけあつまれ!
Here We Go!!










横浜Fマリノス

お家騒動もあり注目を集めていた日産のリブランディング。サカオタ脳的にはすぐさまマリノスのユニフォームにどう影響するか想像してましたよね。今らしい何にでも映える=ユニバーサルデザインの"NISSAN"。見事にユニフォームにも映えています。というかそもそものユニフォームのデザイン自体がホーム、アウェイ共にエリート感あるスタイリッシュな佇まいなので、先鋭的なフォントがうまく収まっている印象。さらに鎖骨スポンサーのメルコリゾーツ&エンターテインメントはリゾート開発?企業なので似たような「風格」があります。スポンサーロゴが邪魔をするどころか統一された世界観を作り出しており、全体的に「スマート」で揃ってイケてました。
 
 ユニフォーム、スポンサー企業(複数社)はそれぞれ別のミッションがあって設計されていることを思うと、ここまでまとまりがあるのはイケ度高くないですか?元々マリノスはトリコロールを使えるのでそりゃかっこええですやんと思っているのですが、今季のまとまり具合は特にイケてます。マリノスはSNSもイケてて、発表前にチラ見せしたりこんな素敵なPVまであったり、サポーターの熱をうまく煽る感じがイケてます。

 アウェイユニフォームに関しては、駆け抜けてるイメージを与えるこの斜線は自動車メーカーのためのデザインなのでは?!かっけ〜!ところがどっこい実はアディダスのテンプレの一つでウニオン・ベルリンのアウェイと丸かぶり!なに〜!「でも遠藤渓太と同じだから良いや」とポジってたマリサポの方を見かけたの最高でした。

なお、夏のリミテッドもイケイケでした。

シックな佇まい。BEAMSかよ…なだけでなくクレストのロゴ化に挑んでるのイケてますね〜。


さらにさらに試合で配布されたチケットに付属されたユニフォーム。

開幕当初のユニフォームを今風にリデザイン。若年層のレトロカワイイ、ベテラン層の復刻アツい!の両狙いできるイケデザイン…!
くぁ〜ライバルクラブなのに褒めちぎっちまった!
来季も期待してますよ!!



このユニフォーム誰を思い出しますか大賞:
前田大然(ホーム)



FC東京

 ニューバランスに未練があるリバプールファンは国内のNB勢の動向を追ってるのではないでしょうか。このFC東京は今までの中で一番良いくらいに感じています。(他サポが「今までで一番」とか言ってすみません) ストライプの幅なのか、どこか威厳があってイケてました。真ん中で2色に分かれるのではなくライン(青)になっているのが良いのかも。レアンドロやディエゴ・オリベイラがよく似合うラテンを何故か感じました。アウェイも17-18リバプールそっくりなシンプルデザインがイイネ。広告も凝ってましたね!選手に街中で着せたり、ストーリーテイストのイラストで人物に着せたり、カルチャー寄りの発信はユニオタの皆さん好物ではないでしょうか。

(スドウ創太さんの作品好きです…!)

長友の復帰でユニ購入が秋に再度盛り上がったのも良かったですね。チームとしてはそれが盛り上がりのピークだったのは残念か…ニューバランス来季も楽しみ!

このユニフォーム誰を思い出しますか大賞:
ディエゴ・オリヴェイラ(ホーム)



浦和レッズ


 レッズの様な歴史があって硬派なサポーターが多そうなチームはベースカラーの赤がかっこよくてシンプルさで勝負出来てればよいのでは?と思っているけど、そんなハードルがある中で(勝手な憶測)、ダイヤモンド構造や埼スタの屋根を表しているというこの幾何学模様の目新しさは生まれ変わったチームを現しているようで爽やかさすら感じました。既存の汰木に加えて、小泉、ユンカー、江坂とどんどん爽やかになっていく面々の着こなしぶりがイケイケ。襟と袖の縁取りや横のラインイングランド代表と同じテンプレと推察されるがそれを感じさせない個性が良き。
 ツイッターで選手が「買ってください!」とダイレクトすぎる購入を呼びかけていたのは斬新。


こちらのアウェイも賛否両論ぽいけど個人的にはイケてます。襟付きなだけじゃなく肩部分の色つけがレトロ感マシマシでオリ10ならではという感じがします。良くも悪くも槙野さんめっちゃ似合ってた。ルヴァン川崎戦のような名試合があると印象も良いんではないですか??
このユニフォーム誰を思い出しますか大賞:
ユンカー(ホーム)
槙野智章(アウェイ)


セレッソ大阪

 一方、桜色という難しいテーマで毎年ユニフォームを作り続けるの大変そうだなあと勝手に思っているセレッソ。桜の花びらを抽象的なモチーフ化して羅列したまさかのデカ桜柄。こういう工夫はJリーグ全体に普及するべきくらいイケてんな〜と思ってました。
 胸スポンサー:ヤンマー、鎖骨スポンサー:ヨドコウとガテン系である意味まとまっているのは柔和なイメージの桜柄とは真逆だけどチームの出自が感じられて面白くないですか?

 ビビッドなピンクはベテランサポーターのおじさんの着こなしがいつも薄っすら心配になるのでたまには落ち着いたピンクも出してみてと勝手に思ってます。来季はどうなるかな〜。期待!


このユニフォーム誰を思い出しますか大賞:
大久保嘉人(ホーム)


鹿島アントラーズ

 これぞ強いチームの王道シンプルという感じがイケてます。特にアウェイの襟の折り返しはイケてますね〜。でも鹿島で特に取り上げたいのは当然夏のサード。

通称ジーコ汁が染み渡り勝利への執念と伝統的にブラジル人選手が活躍しタイトルを取りまくっている歴史がある鹿島にしかできない、まんまセレソンデザイン。イケ面白かった。このブラジリアンズも楽しかったんじゃないでしょうか。海外デザイン踏襲は適度な頻度で色んなクラブで見たい。

このユニフォーム誰を思い出しますか大賞:
荒木遼太郎(ホーム)


北海道コンサドーレ札幌

 発表直後からかなり話題を呼んでいました、ミズノに生まれ変わったコンサの新ユニ。いきなりサードまで発表するこだわりぶりはユニ好き的にイケてましたよね。こちらも襟が醸し出すクラシカルな印象に合う太めのストライプで王道、シンプル路線な印象。縁取りの控えめなチェック柄もアイヌ文様を想起させて素敵だな〜なんて思ったんですがそういう意図だったんでしょうか。(安直な連想ですみません)

 札幌はクリエイティブデザイナー職を設けていて、ユニフォームのデザインはもちろんそのイメージビデオ、開幕や試合に向けた告知ポスター等もイケてますよね〜

HPでPDFのダウンロードも出来た!さすが!
これを書くに当たってサイトを覗いて見たらアパレルまであるんですね。イケすぎやんこれ……
クラブ創設25周年記念ロゴ、記念ユニフォームも相当イケてました!今後の動向もますます気になります。

このユニフォーム誰を思い出しますか大賞:
チャナティップ・ソングラシン(ホーム)


川崎フロンターレ

 手前味噌ですがサポートするチームからも1枚。イケユニが群雄割拠する中、我が軍普通だな〜と思っていた矢先、真っ白だと思っていたアウェイユニを試合でよく見たらなんとオフホワイトではないですか!アリ過ぎて初アウェイユニ購入に至りました。川崎のアウェイユニはずっと真っ白で変わり映えしない、というかJ1のアウェイユニはほとんどが白でつまらないのですが、突然オトナっぽいイケ個性!鎖骨スポンサーもモノトーンでオトナ。背面スポンサーは赤ですがオフホワイトは何でも馴染むな!(盲目) クラブ史上二度目のボーダー柄になるのですが前回(2012年)の全開ボーダーに対しボーダーと説明されないと分からない程控えめオトナボーダー!イケ!

このユニフォーム誰を思い出しますか大賞
レアンドロ・ダミアォン


名古屋グランパス

 この名古屋グランパスのアウェイユニフォームは、ホームユニフォームのただの色違いなのですが白地になることによって鎖骨、胸スポンサーとの協調度合いが増していますし、だからこそ、その「ホームユニフォームの色違い」というシンプルさが逆にイケて見えました。『テンプレ使い回しを感じさせるくらいならホーム・アウェイ共通の素敵なデザインを1つ作っていただいてその色違いで全然満足できる』と思っているのでその説を援護してくれる今季のグランパスのユニフォームラインナップはよりイケて感じました。

 なお、リミテッドユニフォームも夏の試合イベントの中核に据えておりウェブサイトの楽しげな雰囲気と相まってイケてました。

この頃になるとグランパスの施策に対する感度がガバガバなので一見アウェイユニと代わり映えしないこのリミテッドユニフォームもイケて感じました。

ディテールがディテールすぎるのですが日本遺産!BEAMSコラボ!
麻痺した感性に分かりやすい冠は響きます。

このユニフォーム誰を思い出しますか大賞:
稲垣祥(アウェイ)


ガンバ大阪

 ガンバ大阪のクラブ創設30周年記念企画としてのクレスト変更は賛否両論、大きな物議を醸し出したがその試合で着用された記念ユニフォーム。歴代ユニフォームのコラージュというのはヨーロッパでも名門が稀に行っておりイケてると思うのでそれに追従したのは羨ましい。歴史あるクラブだからこそ。これ試合来場者に配ったのイケてますね。マリノスといい、母体が大きくないとできないんでしょうか…。フロンターレはやったことない。

このユニフォーム誰を思い出しますか大賞:
すみませんこの試合見てませんでした

松本山雅FC

 J1しか見てねーんだろと言うコメントを跳ね返すJ2チョイス。
「山」というのはその地域の人達にとって信仰であり、ふるさとであり、大事な存在…だからこそ全面に押し出すスロベニア代表ユニフォームの記憶を思い起こすデザイン。山を持つ長野の山雅が山を押し出してきたイケ個性!でもサポーターのみなさんにとってはJ3降格を想起させる思い出したくないユニフォームになるんでしょうね…
このユニフォーム誰を思い出しますか大賞:
すみませんJ1しか見てませんでした

※スロベニア代表ユニフォーム:



ヴァンラーレ八戸


 J1しか見てねーんだろと言う意見を跳ね返すJ3チョイス。今年の夏のリミテッドユニフォームは空前のブラックブーム。その中でも際立っていました。八戸三社大祭がコロナ禍で2年連続中止になっていることを受け、少しでも地域の人達を盛り上げるために山車のデザインを大々的に取り入れたユニフォーム。黒x金がこれ以上映える組み合わせはそうないですね〜!

 祭りのような歴史ある日本独自の文化を取り入れて欲しい気持ちも強いのでイケ評価高めです。しかも山車振興会へのクラウドファンディングの告知にも一役買い無事目標額達成したそうです。まさしくフットボールクラブが担う役割を果たしていますね!イケてますーーー!!J1しか見てない皆さんのために多めに写真載せておきますね!

このユニフォーム誰を思い出しますか大賞:
すみませんJ1しか見てませんでした

FC岐阜

 J1しか見てねーんだr以下略
こちらも地域の誇りが詰まった特別な一枚!夏のブラックリミテッドユニフォーム嵐の中で輝いていました。城も日本の独特の文化。それを取り入れているのはインバウンド映えがすごいですし、背面はなんと鵜飼!面白い!ツイッターで検索すると実際に手に入れた方々のイケてる着用姿や喜びの様子が見れて楽しいです。

 黒x金がこれ以上映える組み合わせはそうない、といったそばから出てきてしまいました!八戸と岐阜のこの2枚が同じ年とは、なんて激しいユニフォームイケイヤーなんだ!

このユニフォーム誰を思い出しますか大賞:
すみませんJ1しか見てませんでした



2021年といえばJリーグは共通フォントの導入がありました。

賛否両論というかかなり反対意見が多く感じましたが個人的には大賛成ですね〜。視認性という機能面はもちろんですが、皆同じデザインを背負うことで「Jリーグ」という一つの目標に向かっていることを印象付けその価値が高まってると感じます。というのが、プレミア、ラ・リーガ、セリエなどの欧州リーグを見ていて感じていることなのでJリーグもそうなってくれて嬉しいし、とりあえず世界の流れに乗った形ですね。(世界の形に乗りさえすれば良いとも思わないですが。)

 個性が失われる、などのコメントもあるかと思いますが天皇杯等のカップ戦でクラブオリジナルフォントを使えっていく事で個性が育つと思います。その試合中継がないことが問題の本質だと思います。この新フォント、10年くらいは使っていってブランドに昇華していってほしいです。

テキトーに振り返りました。ユニオタの皆さんはいかがですか?今季のJリーグイケてませんでした?!
来季もユニフォーム界隈が盛り上がると嬉しいな〜。

※記事中の画像は引用元は画像にリンクを貼っております。

※※BEAMSは一度も買ったことありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?