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5.不遇なフグ


先日、アクアパーク品川へ行きました。
足を運ぶのは2回目、以前行った時はコロナの心配など全く無く寧ろ「コロナウイルス」という単語すら知らなかった時だったかと思います。

正直いえばその前回言った時の記憶なんてほとんど無かったので
改めてめちゃくちゃに楽しかったです。

タイトルの「不遇なフグ」ですが、
先の尖った魚が膨らんだフグに衝突している画像を皆さんはご存知でしょうか。
あれこそ不遇なフグそのものですし、フグから「フグゥッ」なんて音も聞こえてきそうです。


私は、
ダジャレが好きです。
ついでに、フグも。

〇型の説明書という本を一時読んでいたときに
「びちゃびちゃの爽健美茶」の文が出てきた時は
中学校の図書室で全力で笑いを堪えた思い出もあります。


何が面白いのか?と聞かれたら
ちょっとそれは難しいんですけど
面白いに意味なんていりますか?という感じです。
びちゃびちゃの、爽健美茶。
言葉の響きがまず面白い。
爽健美茶という比較的爽やかな単語に「びちゃびちゃ」が付くだけでこんなにもヘンテコ感が出るなんて。
しかもびちゃびちゃな爽健美茶って何?!
雨ざらしにでもなったのか?!

不遇なフグ。
不遇なんだ、フグが。フグゥッって。
もうおもろいやん、何がおもろいんかは分からんけども

単純にフグって見るだけでにこにこ出来ますし
何だか可愛いなぁって胸の奥あたりがキューーーンッってなります。
顔ファン(?)なので色々な種類は存じ上げてないのですが、「フグ」と付けば大体可愛いよな。そう思います。

ぷくぷくしてる感じがいいんですよね。
それでいうとドラクエのスライムも狂おしいほど好きです。
一時期、スマホカバーとTシャツがスライムだったくらい。青いやつ。めっちゃ好きだったんですよね。

まあそんな、感じです。


アクアパーク品川では
「生き物」をすごい感じました。
お魚さんたちもそうですし、人間も色んな人がいるなーって純粋に思います。
そういう感じで行くと水族館も動物園も「生きている物」を見るに徹した場所だなぁって改めて考えさせられるなと思いました。

魚の数だけ、人間の感情の動き方とか変化があると思います。
赤い魚を見て、「誰かに似てんな~」と思うことや
エイをみて「食べれるのかなぁ。」「可愛い~!」とか。
魚を見てるカップルは、本当に魚を見ているのか。これからのデートの続きのことを考えているんじゃないか。とか。

卑しいけど、なんだかそうやって
生き物は生きてるんだな、と思いました。


魚で泣ける人間に私もなりたいですし
水族館に行ったあとに刺身が食べられないのに寿司屋に行くような人間は卒業したいなぁ。
そう思います。

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