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ずっと飽きずに好きでいて良かった。

私は飽き性なので、趣味や好きなものがよく変わる。特に音楽ではそれが最も顕著に表れる。

ワンマンライブに行くほどハマっていたアーティストの曲をいつしか聴かなくなったりする一方、新たに別のアーティストにハマり、今度はそのアーティストのワンマンライブに参戦するほどハマる、というのはよくあることだ。


そんな私が唯一、高校の頃に出逢い、やがて大学生、社会人となった今もライブに行くほど好きなアーティストが、go!go!vanillasというバンドだ。


先日、go!go!vanillasにとって初めての大阪城ホールワンマンライブに参戦した。

go!go!vanillas初の大阪城ホールワンマン。

その響きだけで6年以上追っている身としては感慨深いものがあった。

と同時に、1万人の同じバンドのファンが一同に揃うというその光景が本当に凄くて。その他にも規模が大きいからこそ出来る演出や映像、照明、編成もあったりして終始感動ものだった。


そしてバニラズだけでなく、どのアーティストにも通ずることだと思うが、それだけ同じ音楽を求めてファンが集まるということは、容易なことではないし、それまでの彼らの道のりを考えるとそれだけでまた感動した。


でも何より感動したのはライブのMCである。

大阪公演ということもあり、大阪にちなんだこれまでの明るい話や悔しかった思い出を語る、バニラズのボーカル、牧さんの言葉。
その言葉一つ一つに重みがあるうえ、その体験の中にはこれまで私が参戦してきたライブのことも盛り込まれていたりしていた。

彼らの活動の全てを見ていた訳ではないけれど、ファンとして彼らの道のりのたった一部分だけでもライブ等を通して共有し、見てきたからこそ感動する話がそこにはあった。


このライブを通して、私は何よりもずっと追い続けて来て良かった思い、何回同じバンドのライブを見ていたとしても、全然違う景色が見れたり、感動を味わう事ができることを知った。

そう、何年に経っても好きなアーティストを追いかけ、好きでいることの"良さ"、ずっと好きでいたからこそ味わえるものがあるということに気付けたことがとても嬉しい。


これからも好きなアーティストは開拓しつつ、バニラズを始め、できる限り好きなアーティストは追い続け、もっと色んな感情を味わっていきたいと思う。


最後に。そんな感情を教えてくれた、バニラズのライブに行けて本当に良かった。
改めて、ずっと好きでいて良かった!

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