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千葉大生✖️小学生✖️いすみの大自然 体験型学習から科学的思考力を学ぼう

いすみ市を中心とする外房エリアでの魅力的な活動などを,毎月取材をしご紹介しています.今月は,下記の情報をお知らせします♪


今回は,次世代を担う子どもたちの科学的思考力を養うことを目標に,地域活動を展開している,千葉大NESO(Nature Experience Support Organization)さんのご紹介です.
学校教育に代わる独自の研究プログラムの企画など,とても魅力的な活動をされています♫•*¨*•.¸¸♪✧



自らデザインできる人材の育成

千葉大NESOは,メンバー全員が,現役の大学生で構成されている学生団体です.代表の奥山さんは,千葉大学大学院で生物を学ぶ修士1年生です.
子供の頃から,身近な自然や生き物が好きで,生物学に興味を持つようになったそうです.日々の研究生活で学んだことや,生物学の魅力を,自然が身近で無い子供たちにも知って欲しいという思いから,研究と両立して千葉大NESOの活動を展開されています.

代表の奥山さん

日本は,世界的に「科学的な思考力」の育成が不十分であることが指摘されているそうです.そういった現状を,奥山さん自身も教育実習の現場で感じたそうです.

「科学的な思考力」とは?
「科学的な知識に基づき論理的に判断したり活用したりする力」のこと.

なぜそういった現状になったか,奥山さんらが考える視点は3つです.
①専門的な知見のある人が教育現場に参画しにくい社会になっているのでは?
②暗記型の学習スタイルによりアウトプットの機会が失われているのでは?
③原体験に繋がる経験が育った地域や親の影響によって等しく提供されていないのでは?

これらの課題を掲げ,千葉大NESOの活動を通して,科学的な思考力を育成する場を展開していき,自身のキャリアを自らデザインできる人材の育成に繋げていきたいと話します.

千葉大NESOって何??詳しくはこちらの記事をご覧ください♫

いすみで日帰りプログラムの実践

千葉大NESOがこれまでに展開してきた活動の中で,このいすみ市商工会の「いすみ地域の魅力発掘・発信部会」と連携し,実践した企画をご紹介します.
科学的思考力を養うための研究合宿企画の一つとして,去年の8月に,「ダンゴムシがわかるとダンゴムシが好きになる!」の題目で,地域の小学生を対象に,日帰りプログラムを実施しました.

当日は,ダンゴムシの採集から,実験のデザイン,実験,考察から発表まで行いました.参加された生徒さんの中には,市内の児童生徒科学作品展で入賞できたとのお声もあり,大好評でした.
当日の様子は,動画をご覧ください↓

次回のワークショップ開催案内

次回開催するワークショップは,前回の日帰りプログラムからパワーアップして,【地域の特色を生かした 自然体験型学習プログラム】として,1泊2日の研究合宿,自由研究プログラム2024を開催します.

【開催日時】
2024年4月27日(土)28日(日)
※事前研究相談(オンライン)4月25日(木)

【対象】
小学3年生〜中学3年生(最大5名まで)

【参加費】
お一人様 30,000円
(宿泊費,食費,材料費等を含みます。)

【実施場所】
ナナクニヤマミンカ(〒298-0112 千葉県いすみ市国府台51-3)
最寄り駅:新田野 ※ 駅から会場まで送迎致します。

お申し込みは画像をクリック🎵

2日間のスケジュール詳細は,千葉大NESOさんの下記記事をご参照ください♫•*¨*•.¸¸♪✧


千葉大NESO代表奥山さんのご紹介


いすみ市周辺は自然豊かな環境が多くあり,それらは本当に素晴らしく,そしてその環境を存分に味わえるような空間を提供してくださる活動をされている方々がたくさんいらっしゃいます.
いすみ市周辺にお住まいの方々はもちろん,県外にお住まいの方々など,自然に癒されに是非いすみ市へおこしくださいませ♫•*¨*•.¸¸♪✧


今月は以上です♪


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