【Adobe Portfolio徹底解説】オススメテーマはこれ

Adobe Portfolioでは、サイトの見た目を変える「テーマ」を選ぶことができます。いしつく!のAdobe Portfolio徹底解説マガジンでは「Thomas」というテーマを使用して解説してきました。

が、作っていくうちに問題に気づいてしまいました。

この記事では、Adobe Portfolioでクリエイターがウェブサイトを作るにはどのテーマがオススメか?ということをお伝えしていくとともに、問題についても説明します。

問題:「コレクション」タイトル文字を表示できない

問題、というのは、記事の集まり「コレクション」の表示についてです。

「コレクション」は以前「ギャラリー」と呼ばれていました。ページに対するカテゴリのような位置付けです。

当マガジンで使ってきたテーマ「Thomas」では、「コレクション」ページではサムネイルのみがタイル状に並びます。

スクリーンショット 2019-12-05 12.05.47 2

当然、各記事にはタイトルもありますが、その文字はそのままでは表示されません。サムネイルにマウスを置いた時だけ表示されます。

スクリーンショット 2019-12-05 12.47.22 2

タイトル文字を表示できるのとできないのでは、ページ構成を変えざるを得ない

私ははじめ、これがAdobe Portfolio全体の決まった動作なのだと思っていました。

ですが実際はそうじゃなく、タイトル文字を表示できるかどうかはテーマによって決まっているのでした。そして、設定変更はできません

ところで、当マガジンでは、仕事の取れるウェブサイトを目指して作っています。

多くのクリエイターさんがやりがちな、単に作品画像を貼り付けるだけのウェブサイトは目指しません。仕事をゲットする力を持つウェブサイトを作るには、文字中心のページも必要です。

すると当然、記事のまとまりを作りたい場面が出てきます。

「コレクション」にタイトル文字を表示できるなら、これによって記事のまとまりをらくに作ることができます。でも表示できないなら、ページのまとまりを作るためには別の工夫が必要です。

「コレクション」は作品画像を並べるためだけに考えられた仕組みのように思えます。文字中心のページには不向きというか、そういう利用を想定されていないのかもしれません。

要するに、選ぶテーマによって機能が違うので、ページ構成を変えざるを得ないのです。これが問題です。

運営側はタイトル表示くらいちょっとしたデザインの一部くらいにしか思っていないのかもしれませんが、だとしたらウェブサイト制作者をナメすぎだ。

当マガジン読者様へ。ひとまずこのまま完成まで進めます

当マガジンでは、文字タイトルが見えないタイプの「Thomas」というテーマを選んだので、ちょっと変な工夫が必要になってしまいました。

テーマによって機能が違うとはまさか思わなかったので、最初に軽い気持ちでデフォルトテーマを選んだ結果、こうなりました。申し訳ないです。

ただ、すでにかなりの部分を書き進めてしまっているので、今更テーマを変更すると、既存の読者さんに混乱をもたらしそうで、それもどうかと思っています。

なので、当マガジンはひとまず「Thomas」テーマのまま書き進めていきます。ご容赦ください。

いったん完成ののち、他のテーマに変更した場合の手順も書いてみることにします。

Adobe Portfolioのオススメテーマ

仕事に役立つウェブサイトを作るという観点で選びます。

さきほども書いたとおり、仕事の取れるウェブサイトにしたいなら文字中心のページは必要です。そしてそのまとまりをらくに作るために、「コレクション」にタイトル文字を表示できることが必要です。

「コレクション」にタイトル文字を表示できるテーマは、4つです。

Mercedes
Lucas
Sawdust
Andreas

ただ、ウェブのプロの視点で見て、この中でまともに使えると思ったのは2つ、最終的には1つだけです。

結論から言うと……

ここから先は

593字
購入すると、スクリーンショットが見られるよ。仕事の取れるウェブサイトを作りたいクリエイターさんへ。

ポートフォリオサイトを作りたいけどやり方がわからないクリエイターへ。Adobe Portfolioで作りませんか?手取り足取り教えますよ。…

イラストレーターさんはじめクリエイターさんがより良い仕事に出会える世の中を目指してます。応援よろしくお願いいたします!