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あなたは「プロ」と呼べるのか?!

プロフェッショナル
あるものごとを生計の手段として行なう人。専門家。本職。
※日本国語大辞典より

逆はアマチュアですね。
今日はこの人はプロフェッショナルだなぁ~と思った2人の話。

東京に行く時、たまに体のメンテナンスをしてもらいに友人の接骨院に行きます。人気の接骨院なので早めに予約をしないといけません。僕は趣味でランニングしているのですが、左踝(くるぶし)がシューズに擦れて痛くなるので診てもらいに行きました。

東京は駒込にある「やまだ接骨院」の山田先生。マーケティング塾生仲間でニックネームはサイモンと言います。

(駒込駅から徒歩で10分くらい)


左くるぶしの事を伝えるとサイモンはいろいろ触り、「うんうん」と。
僕はくるぶしが下がっているからシューズに擦れると思っていたが違いました。走る時、外側(小指側)に重心がかかるのでくるぶしが外側に出ると言うのです。
あと僕の悩みが15km前後走るとよく足をつるのです。これもサイモンは僕の足を触り、
「イッシーの足は、ここの筋の筋肉が少し弱いから鍛えたほうがいい」と言う。
ふくらはぎの外側の筋肉です。僕はそれまでスクワットすればいいと思っていましたが、スクワットでは鍛えられない筋肉でした。
「サイモン、どういうトレーニングをすればいいの?」というと
「イッシー、地味だけど こういうトレーニングをやって」と教えてくれました。

誰でも歩き方や走り方の癖があると思うのですが、僕は足首が固く、そして踵から着地して左足は外側よりの重心。そんな原因でくるぶしがズレたり、踵の着地によって足がつったりするのです。全てがつながっている。。。
ホント、姿勢・フォームというのは大切ですね。歳をとってガタが来ると痛感します。

接骨院なので当然専門知識はあるのは当然ですが、「サイモンはやっぱりプロやなぁ~」と思うのです。家の近くの接骨院は電気を当てて、ちょっと触って「また来てね」って感じ。(ちょっと雑な説明ですが・・・)
これまで何度もサイモンに診てもらいましたが、その人の癖はそうそう治らない前提でその人にとっての最適な方法をしてくれたり、教えてくれます。それが素晴らしい。

ちょうどサイモンのブログでそんな事を書いているブログ記事があったので貼っていきます。まあ、彼は治療家に教えるプロ中のプロなんだけどね。


さて、もうひとりはコレもランニングに関連しますが、街の運動具屋さんです。
中学(今1年)の息子は陸上部で長距離をやっています。入部した昨年にスパイクシューズとトレーニングシューズが必要だと言うので大手スポーツショップに行って初心者用のシューズを買いました。一応スタッフの方に声をかけて、陸上部に入ったのでと伝えて選んで買いました。その靴がキツくなったと言うので義兄が以前勧めてくれたお店に行ったのです。そのお店はアシックスしか取り扱いがなく、靴が中心でウエアー類が少しあるだけ。でも、多くのランナーが来るようなお店です。
息子と妻と僕とで行き、お店のおじさんに陸上の中長距離をやっている息子のスパイクシューズを買いに来たと伝えると今履いているシューズのことを聞いたりしながらアレコレおじさんは靴の特徴を説明してくれる。そして「まずはコレを履いて」と息子に言い、
正しい履き方やサイズ感も僕らに教えてくれる。
(正しい履き方もあるのか・・・)

息子が履くと・・・
「違う!」と息子が驚く。
そのスパイクシューズは軽くて機能もいい靴。いいシューズだと全然違うのは僕も経験済み。こんなの履かせたらそのランク下を選べないじゃないか・・・と思うが、まあ息子のタイムが上がるならとそれに決めた。
(商売も上手いな)

せっかくいろいろ教えてくれるおじさんなので、妻が「私、走ると指に水ぶくれができるんです。」と言うと
「今度 履いているシューズを持ってきて。裏を見れば大体わかるから」というのだ。
そんな事を言われたので、先日妻は僕と一緒に靴を持ってお店に行った。

おじさんに妻の靴を見せ、そして妻の足を見ると、すぐさま状況を教えてくれた。ソールのスレ具合と妻の外反母趾の状況で判断する。
そうそう、妻の靴紐の状況は悪くないと言ったが、妻は息子のスパイクを買いに行った時に教えてくれた履き方を行ったからだ。さすがプロ。細かなところを瞬時に見ている。
おじさんが選んだシューズのメリット・デメリットを教えてくれ、また今妻が履いているシューズのメリット・デメリットも教えてくれた。今履いている靴のいいとろこがあるならそれも教えてくれるのは嬉しいし、その点もこのおじさんの魅力でもある。
結局、おすすめした靴を買ったのだが、ちょうどセール品でサイズがあったヤツだった。別に高い商品を売るのではなく、その人にとって最適な商品を勧めてくれる。妻も納得。傍で居た僕も納得の買い物。思わず僕も買いたくなったぐらいだ。
帰りに妻は、「本当は違う色がないか?聞きたかったけどなんか選択肢がなさそうだったから聞くのやめた。」と
「まあ、女性はフツーデザインから行くよね。でも、ここのお店はそうじゃないから。」と僕。
ランナー専門店だけあって知識は半端ない。家から車で30分くらいかかるがここで買いたくなるのです。お店も小さいし、アシックスしかないし、住宅地で立地も良いとは言えないがお店にいる間もお客さんがどんどん来る。

プロでも日々勉強しているし、そして知識だけでない。相手の事を知り、青手の最適なものは何かを考えてくれる。商売のプロでもある。

あっ、名古屋のランナーなら知っている方は多いかも知れませんが
お店はここです。

瑞穂区にある モリタ運動具店 です。


サラリーマンも「あるものごとを生計の手段として行なう人。」である以上プロフェッショナルだ。そう、僕もプロだと思われるようにならないと。

あなたはプロですか?
プロの仕事をしていますか?


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