ローマ・フィレンツェ・ベネチア・ミラノ8泊10日イタリア旅行🇮🇹
2020年2月10日〜2月20日。大学3年生の春休み期間にアルバイト先の友達と、ずっと憧れだった(ダン・ブラウンシリーズの影響が大きいです)イタリアに行ってきました。
8泊10日の旅行中、食べ物が美味しく、食べすぎて吐きそうになったり、乗り物酔いして吐きそうになったり、建築物に圧倒されて思わず吐いてしまいそうになったり色々と辛いこともありましたが、日本に帰ってきて一週間ほどたち、ブログを書きながら記憶を辿ると甘酸っぱい素敵な思い出になっていました。
ローマ
田舎代表「山形」出身の僕が、永遠の都「ローマ」に来ちゃいました。
出発前から不安要素がたくさんありました。ちゃんと航空券やホテルの予約がとれているか、飛行機や電車が大幅に遅延することはないか、現地で忘れ物やスリにあうことはないか、、、
出発前日、お別れ会をするために、串カツ田中を予約していたはずだったのですが、いざ店に行ってみると、「予約されていません。」と言われ翌日からの旅の不安が高まりました。
結局、最終日までなんのトラブルもなく終わって、、、しまうのかと思いきや最後の最後、宿泊予約していたミラノ空港内のカプセルホテルZZZで予想外の困った出来事が起こりました。
詳しくは後述するかもしれないし、すみません書き忘れるかもしれないです。
イタリアのあらゆる遺跡にオベリスクが置いてありました。イタリアの権威の象徴ですね。
日本の寺院でいう三重塔や五重塔のお友達👬みたいだなって個人的に思っちゃいました。
THE イタリア🇮🇹 トレビの泉です。
すごい人ごみでした。コロナウイルスの影響で中国が団体旅行を禁止している時期であるのにも関わらず、これだけの人がいるなら、いつもはこの倍くらい混んでいるんですかね。
日本の人ごみなら、まだ不快感を感じるだけですみますが、イタリアの人ごみだと不快感に加えて、スリの警戒もする必要があるので気が休まらず疲れました、、、
イタリア旅行が決定した時から「ローマの休日」は観ておこうと思っていたのですが、面倒くさがり屋の僕は、いつかいつかと思っているうちにイタリアに到着してしまっていました。
ローマの休日でオードリーヘップバーンがジェラートを食べているシーンで有名なスペイン広場に来て、ローマの休日を観なかったことを後悔しました。
日本に帰ったら絶対観るぞ!と思ったのですが、結局まだ観ていません。
ちなみに現在はここの階段で食べ物を食べることは禁止されているそうです。
若いカップルが階段に座ってジェラートを食べようとしていましたが、すぐに警察官から注意されていました。
イタリア旅行中はほぼイタリア料理を食べていました。
一番美味しかったのはベネチアで食べたイカスミパスタ。写真はマルゲリータ🍕
一人旅だとレストランに入りにくいですが、今回は男二人旅だったので気後れすることなくレストランに入ることができました。そのために連れて行った友達といっても過言ではありま、、、
ちなみに、以前一人でヨルダンを旅行した時には、ひとりでホテルのちょっと高級なディナーを食べたり、ビュッフェに行ったりと、たまらなく侘しく気まずい思いを味わいました。気楽な一人旅の欠点は、やっぱりご飯なんですね🍚
バチカン市国
バチカン市国にも行きました。
イタリアからバチカン市国へは、国境がどこにあるのかもわからないくらいスムーズに入れました。こんな管理で国境争いなんかは勃発しないんですかね。
ここにも大きなオベリスクが!
意外にも人が少なかったです。
バチカン美術館の地図の間です。
壁にかけてある地図よりも、天井の主張が激しめでした。
ここの橋では、背の高い黒人の男性から、「hey、ブラザー」と握手を求められましたが怖かったので断ったら、どつかれました。
今ではいい思い出のサンタンジェロ城前の橋です。
ポンペイ遺跡
せっかくなので、ローマから足をのばしてポンペイ遺跡にも行って来ました。
ローマからポンペイ遺跡まではバスで片道3時間強くらいです。
ポンペイ遺跡はみなさまご存知のとおり、約2000年前にヴェスヴィオ山の噴火により火山灰に埋もれたことから、保存状態の良い古代ローマの街の姿をみることのできる遺跡です。
古代ローマの時代に思いを馳せ、石畳の道を歩いていたら、足を段差に引っ掛けて派手に転んでしまいました。まわりからは見てはいけないものを見てしまった、という目で見られました。古代ローマ人もよく転んでいたのだろうと思います。
ポンペイ遺跡の見どころの一つの秘儀荘です。
秘密の儀式をしていた部屋であると考えられていることから、この名前で呼ばれているそうです。
綺麗な色彩が残っていました。
フィレンツェ
ローマからフィレンツェまでは、イタリアの高速鉄道イタロに乗って移動しました。
ローマの中心駅テルミニ駅付近は治安悪!落書き多すぎ!という感じでした。
イタリアの鉄道は遅れることが多いという情報が多かく心配だったのですが、僕たちがイタリアで乗った3回の高速鉄道はどれも時間通り運行されていました。
フィレンツェ のドゥオーモを探しながら街中をさまよっていたら、いきなり目の前にお目当のものが現れてびっくりしました。
丘のような建築物だと表現されるのが納得できる巨大さ。くすんだ白と緑の組み合わせが絶妙に綺麗でした。
どこの都市にいても夕日をみると、小学生の下校時に見ていた夕日を思い出して感傷に浸ってしまいます。イタリアでも同じでした。
写真はフィレンツェを牛耳っていた貴族「メディチ家」の宮殿内の鏡の間です。
フィレンツェ の街を歩き疲れたので、ここの椅子に座ってしばらく休憩していました。
フィレンツェではビステッカというTボーンステーキが有名とガイドブックに書いてありました。
「ここはいい食事をしよう。」友人と一緒に期待に胸を膨らませ、ネットで評価の高いレストランを予約して行ったのですが、いざ予約の携帯画面をボーイさんに見せると「これは同じ系列だけど違う店舗だよ」のようなニュアンスのことを英語で言われました。
30分ほど待てばこちらの店で案内できると言われたので、急いで予約していた店にキャンセルを入れ、腹ペコの状態で並んで待ちました。
ビステッカのお味は最高でした。
ベネチア
ベネチアにも行きました。
ベネチアの駅では、警察の服を着た二人組から声をかけられました。
「パスポートを見せて」と言うのです。
僕は外国の警官を前に焦って、すぐにパスポートを取り出して渡してしまいました。
警官たちがパスポートの顔写真のページのバーコードをスマホで読み込んでいるのを見ていると、この人たちが偽警官だったらどうしよう、この人たちがパスポートを持ったまま逃げたらどうやってとり戻そうなど、頭の中で色々と考えているうちにチェックが終わり無事にパスポートが返却されました。
いまだになぜ確認されたのかわかりません、そんなに怪しい格好もしてないのに!
リアルト橋からの眺めです。
夜景は思っていたよりも暗く、ベネチアの偽物として有名な東京ディズニーシーの方が綺麗なくらいでした。
僕らの泊まった「ホテルリアルト」からの眺めです。
ホテルリアルトは、水周りが今までイタリアで宿泊したホテルよりも不衛生に思えてちょっと苦手でしたが、景色と立地は最高でした。
ベネチアは迷路のように道が入り組んでいました。
イタリアの食事で一番美味しかったイカスミパスタを食べ終わり、暗く狭い路地を友達と前後一列になり歩いてホテルに向かっていました。友達は僕の前を、僕と話すために時折後ろを振り返りながら歩いていました。
すると少し先から道が途切れ、水路になっていることに僕は気づいてしまいました。
友達はまだ気づいていません、「このまま友達が水路に落ちたら面白いかも」と心の中で思いながら進んで行きました。
結果は、、、ギリギリで気付かれちゃいました。「あぶな!」と大声を出す友人を片目に、「つまんな」という気持ちと安堵感が入り混じりました。
僕たちがベネチアに行った時は、ちょうどベネチアカーニバルの真っ最中でした。
仮装をした人がたくさんいました。観光客に何度も写真撮影で呼び止められていて大変そうでした。
そういう僕たちも「picture OK ?」と10回くらいは聞いてまわりました。さすがに拒否されることはなかったです。
ベネチアの中心、サンマルコ広場では野外コンサートをしていました。
その音楽が耳に入ってきて、「日本語みたいに聞こえる歌詞だね」と友達と面白おかしく話していたら、本当に日本のアイドルユニットが歌を歌っていました。僕たちはしらないグループでした。
ミラノ
最終日はミラノを観光しました。写真はミラノのドゥオーモです。
イタリアの観光地には、観光客にたかる若者が出現します。日本でいうキャッチみたいなものですかね。
コロッセオでは、友人がミサンガを手首に強引に結びつけられ代金を請求されました。(結局、頑張ってミサンガを外して返していました。)
ミラノのドゥオーモでは、無理やり鳩の餌を手に握らせられそうになりました。
ドゥオーモの中のステンドグラスです。
白く鋭い太陽光を、豊かで柔らかくステンドグラスの前に立つ人を包み込むような、色とりどりの光に変えていました。
ぼくら仙台市民は集合場所を決める際、ことあるごとに「じゃあ、ステグラ前集合で」と困ったら仙台駅のステンドグラス前を指定するため、ステンドグラスを日常的に鑑賞する芸術的な市民ですが、
ドゥオーモのステンドグラスを気軽に見ることのできるレオナルドダヴィンチを代表とするミラノ民にはかないません。
最後に、ミラノマルペンサ空港内のカプセルホテルZZZでの事件を書き残します。
ミラノ観光は1日だけだったので、ぎゅうぎゅうに予定を詰め込んでくたくたになり、宿泊予約していたミラノ空港のカプセルホテルまでやっとのことでたどり着きました。
タッチパネルを操作しチェックインしようと思ったのでが、何度やっても「正しくありません」と表示され中に入ることができません。
このカプセルホテル、空港の出発ロビーにポツンとおいてあり係員もいません。
もうどうしようもなくなり藁にもすがる思いで、拙い英語で管理会社にメールしました。電話番号に国番号を入れろだとか、もう一度やってみろだとか、メールの指示に従ってタッチパネルを操作しましたが、いっこうに入れる雰囲気はありませんでした。
カプセルホテルを諦め、空港のベンチ泊を考え始めた頃、「こっちでロックを解除するよ」というメールが管理会社からきて、タッチパネルの操作をはじめてから1時間40分後やっと中に入ることができました。
もうくたくたを越して頭痛を感じ始めていました。
写真はミラノ空港のカプセルホテルZZZの中のものです。
以上がイタリア旅行記です。総じていい経験ができました。今回の旅行を通して、イタリアには僕の青春の思い出をたくさん残して来たので、ぜひまた行きたいと思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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