【投資】【新NISA】お任せロボアド運用の成績比較記事〜これでいいの?
今日の日本経済新聞のWebサイトの記事。ロボアドバイザーにお任せ運用を提供している各社のパフォーマンスを比較。過去5年間の成績で全部プラスだったと。
そりゃぁそうです(笑)
この5年間、もしたとえば米国の代表的な株価指数S&P500に連動する投資信託に投資をしていただけでも、年率で約16%、5年累計で110%(約2.1倍)のリターンになります。その間のリスクは約17%。
しかしながら、記事に掲載されているTHEO(お金のデザイン)の高リスク型のロボアドが、17%のリスクでほぼインデックスと同じで累計56%のリターン。これって、プラスのリターンだからと言って褒められた内容なのでしょうか?
もちろん高リスクといえども100%すべて株に投入するわけではないでしょうけど、この5年間ってほぼほぼどこでも株価は上昇。儲かって当たり前の環境でした。そうした中で、「お任せ運用のロボアドはプラスのリターンでした」って、それがロボアドのおかげなのか、ただただ市場環境がよかっただけなのか(むしろ市場対比悪いんじゃない?)ってところまで言及しないと、誤解を生むのではないでしょうかね。
一応、"QUICK資産運用研究所"って言っているのであれば、単に過去のパフォーマンスを比較しただけのやっつけ記事ではなく、ちゃんと研究した記事にしてもらいたいですね。
ちなみに私はロボアドのおまかせはやりません。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?