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無限大の可能性のなかで、興味を追究していく

『ちいさなちいさな王様』という本を
手に取ったことがありますか?
手に取っただけで、かわいらしくも哲学的な王様が
そばにいるような感じのする、すてきな本です。

生まれた時には大きくて、
年をとるたびに小さくなっていく王様。
王様の言葉が心に深く沁み込みます。

この本は、育児クイズパパ力検定の
監修者の方から教えてもらいました。

「見えているこの世界は、本当のものなのか・・・」
記事の最後に、
私、sachiの読書感想記事のリンクも載せていますので
よろしければご覧ください🌈

育児クイズパパ力検定では
「想い」も一緒に届けたいと思っています


育児クイズパパ力検定は、専門家の先生方のお話を伺いながら制作しています。その中で、心動かされるお話を伺う機会があります。
育児クイズパパ力検定は、「想い」も一緒に届けたいと思いながら作っており、クイズの解説の中にもそうしたお話を入れていますが、伝えきれないものを少しずつお伝えしていこうと思います。


赤ちゃんは研究者

「ちいさなちいさな王様」という短編小説があります。

王様の世界では、
大きく生まれて、
成長するにつれて小さくなり、
しまいには見えなくなってしまいます。

「僕」のところにふいにあらわれた、
「僕」の人差し指サイズの気まぐれな小さな王様は言います。

「おまえたちは、
はじめにすべての可能性を与えられているのに、
毎日、それが少しずつ奪われて縮んでいくのだ」。

「ちいさなちいさな王様」

人は、生まれた時に無限大の可能性があり、
成長していくということは、
一個ずつ可能性を捨てていくといえるのかもしれません。
そう考えると、もったいない気もしますね。

赤ちゃんは興味を持ったものに対して
果敢に向かっていき、
“研究”を重ねて成長していきます。

新しいもの、自分の知らないものに対する興味関心、
追究していくエネルギーは大人の比じゃない、と感じます。
この情熱で研究を続けていたら、
ノーベル賞をとれてしまうんじゃないかと思うぐらい。

目にするもの全てが「研究」の対象のようです。

まずはじーーっと見て、
おとながどんな風に使っているのかよく観察する。
自分も触ってみる。
触ってみて、うまくいかなければもう一度やる。
何度でも挑戦してみる。

そして疲れてエネルギーが切れたり、本当に困ったら、
「疲れたよ〜、助けて〜」「どうやって使うの?」
「動かないからまた見本見せて?」
と問いかけるように親の方を振り向きます。

「地獄耳」という言葉がありますが、
赤ちゃんは耳だけではなく
目も「地獄目」と言えるかも
(そんな言葉はありませんが……)。

おとながやっていることをよく見て覚え、
同じようにやっている様子が見られます。

真似っこ上手な赤ちゃん。
すぐに真似されてしまうので、時々、
保育園の先生にも親の様子が筒抜け
なんていうことも…。気が抜けませんね。

赤ちゃんは天才研究者だとつくづく思います。


お話
「育児クイズパパ力検定」制作・監修の中澤恵子さん


前回までのお話
第1回 子育ては「晴れ時々くもり一時雨」
第2回 日にち薬〜心がちょっぴり軽くなるかもしれない言葉 by育児クイズパパ力検定〜
第3回 めげずに踏ん張っていられる力をつけるのに必要なことは?〜ネガティブ・ケイパビリティ〜
第4回 赤ちゃんへの関わり方のヒントに〜集中力と自己肯定感を育むシンプルな方法
第5回 閉じた世界から外へと広がり始める第一歩


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この記事を書いた人

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