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本日、お陰さまで、一新塾28周年を迎えました!

「志を生きる」
皆さんはこの言葉に、どんなイメージをお持ちでしょうか?

私は会社員時代の1996年に一新塾生となり、「志を生きるとは、こういうものだったのか!」と初めて認識することになりました。
この場で、自己紹介を求められ、私としては一生懸命、自分を表現したつもりが、「会社の仕事はわかりました。で、あなた自身はどうなんですか?」といった返答が返ってきました。会社が主語になっていて、自分が主語になっていないことに、ハッとさせられました。

当時の自分は、仕事を通じて社会に貢献したいと思いながら、
いろいろ悪戦苦闘しても、社会と交わっている実感が持てずにいました。
その根底には、どこか本当の当事者になりきれていない自分があったのだと思います。根っこのところでは他人事。自分の人生の必然と重なりが見えないもどかしさ。そんな、「もやもや」を抱えながら、どっぷり会社に寄り掛かっていました。
まさに、志が埋もれていたのだと思います。

一新塾で、自らのミッション・ビジョンを探求しながら、
社会と向き合い、仕事と向き合い、人と向き合う道があることを知りました。

それは、自分が主語になる生き方。
それは、仕事に向き合うにせよ、社会に向き合うにせよ、
常に、自分自身の人生の必然と照らし合わせながら、
現実を受け止め、決断し、行動していく生き方です。

この場には、本当に多様なバックグラウンドの方が集います。
その中でも、多くの方はサラリーマンの方でした。

すぐに会社の中で自分を発揮して生きるのは簡単でないかもしれません。
そこで、仕事の合間の平日夜間や週末に
自分のミッション・ビジョンにまっすぐ向き合ってみる。
小さくても自らの志の貫かれた市民プロジェクトを立ち上げてみる。
志を柱にした人間関係、コミュニティをゼロから構築してみる。
この体験は、自分の人生を2倍、3倍の深みと豊かさをもたらすと思います。

創設者の大前研一氏も会社員時代がありましたが、
組織の中でも志をとことん発揮され、型破りな活躍をされました。
次は、日本の新しい国づくりだと、より志で突き抜けるために、
市民運動「平成維新の会」を立ち上げました。
その延長線上で、1994年10月26日に一新塾が誕生しました。

本日で10月26日、一新塾創設から28年。
一人の志を生きる姿勢は、人を惹きつけます。
自らの人生の必然を掘り下げながら
志を生きる講師の方々の人生に触れることで、
一人ひとりの塾生に志の目覚めが起こりました。

その目覚めは一人には留まらず、
他の志を呼び覚まします。
互いに切磋琢磨し、互いに協働し合い、
一人ひとりが志を生きる歩みは、
いつしか、志の共鳴となり、
この28年で、6000名近くの人たちに連鎖してゆきました。

創設者、講師陣、卒塾生、塾生、
多くの方々のかけがえのない人生が重なり合って、
この場には、市民の純粋な志を受け継いで、
志を育み合う文化が生まれています。

すべての人は志を生きられる。

アフターコロナの新時代創造に向けて、
志が響きあう仲間とともに、
「自分の必然」と「社会の必然」を掘り下げながら、
挑戦する人たちが続々と現れることを願います。

■新しい日本を創造するネクストリーダー養成学校            大前研一創設のNPO法人一新塾(東京・大阪・名古屋・仙台・通信科)
「一新塾体験セミナー&説明会」開催中!(リアル・オンライン)
https://www.isshinjuku.com/

■『第二の人生は志を生きる~サラリーマンから市民への転身』(一藝社)
NPO法人一新塾/森嶋伸夫 著
https://www.amazon.co.jp/dp/4863592485

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