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愛って一方通行。

愛は常に一方通行。

こんなことを昔の私が聞いたら発狂していたと思う笑


だって私がこんなに好きなんだから

振り向いて欲しいし
好きになって欲しいし
連絡だって欲しいし
一緒にいて欲しいし

私という存在を必要として欲しい。


それなのに一方通行で
私ばっかりが好きなのって嫌!

愛は愛が返ってくるから幸せなんじゃん!!!!

って絶対思ってた。

だから一方的に愛し続けるのはしんどいです!
絶対に嫌です!!
って。。


時が経った今、思うこと。


私自身、母親になって娘には愛情を注いできた(つもり)。

自分が眠たくても泣いていたらミルクをあげたり、おむつを変えたり。
自分の服を買うのを我慢して、子どものものを優先的に買ったり。
自分の行きたいところを我慢して、子供が楽しめるところへ行ったり。
自分の食べたいものを選ぶ前に、子供が食べられるものを選んだり。

そういう小さいことや
世の中で言う
”母親として当たり前”みたいなことを私も経験してきたのだけど

娘にはそれだけしてきたんだから!
と言って

”じゃあ私に感謝して生きていきなさい!”
だとか
”育てた分のお金を大きくなってから払いなさい!”
だとか
”私の老後はあなたが絶対に見なさい!!”
だとか

一切思わない。

きっと、世の親の大半がそう思っていると思う。
(中にはモンスターのような例外も居るのであくまでも大半)


子供を育てるのに、見返りを求めて育てている親は
ほとんど居ない。

私はあなたを愛しています。
以上。

でしかなくなってしまった。

あなたが好いてくれるから私も愛します。
あなたがお金を稼いでくれるから私も愛します。
あなたが老後を見てくれるから私も愛します。

そんな条件付きの愛ではなくて
愛はつねに自分発信の一方通行。

愛を受け取ってもらえたらそれでいい。
愛を受け取ってもらえなくてもそれでいい。

だって娘がグレようが、海外に行って会えなくなろうが、
どうなったって
私は娘を愛していることに変わりはないんだから。

愛せる対象があること。
愛を注げる自分であること。


それだけでもう充分幸せなんだよね。

子供に限らず、
全てのことにおいてそう。

パートナーシップも
自分の趣味も食の好みも
お金も
人生も

全部そう。


私はこれが好きです。
以上。

ってどれだけ言えるかどうか。

それだけ世界はシンプルで
全く複雑なんかじゃないんだよね。

一度
あなたが愛の見返りを
なんでそんなに求める必要があるのか、

がめつい自分をまじまじと
振り返ってみるといいのかもね。

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