テレワークを阻む・・
旬はこのテーマだよね
この記事に限らず、テレワークを阻む考え方というのは
「仕事」「業務」じゃないと感じている
「人」なんだと思う
性善説か?性悪説か?
そんな綺麗な事でなくて「一緒が安心」なんだと思う
事実、会社嫌いで出社嫌いの自分でさえ出勤して働く事と
テレワーク(在宅勤務)で働く事の違いをヒシヒシと感じる
それは「拘束される事」の代償として賃金を得る事なんだという事
日本の雇用契約では、一般的に「○○の業務に就く」という形は少ない
終身雇用制度の下では、使用者が命令(業務命令と人事異動)する事に従う
その見返りといて「最低限の賃金を保障する」というものだ
ここで言う最低限の賃金は最低賃金ではなく、人事評価に伴う最低評価
つまり時間・場所、時には意思までも指示される代わりに保障が得られる
今回のテレワークを阻むものも根底にあるのは、ここだと思っている
仕事の成果も大切だけど「顔を見て仕事をするのが一番なんだよね」
そこには終身「雇用」があるから、前述の通り私達には一定の自由がない
逆に言うと一定の拘束は
「労働基準法」「就業規則」に定められている
「雇用契約」は私達の労働(一定の拘束)による代償である報酬を得る契約
この考え方が綺麗な言葉で「メンバーシップ型雇用」なのである
雇用によって得るものは報酬だけか?
いや、ここに大きな「当たり前」が潜んでいる
それが、社会保険だ
健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労働者災害保険
健康保険・厚生年金保険・雇用保険は労使で保険料を負担している
労働者災害保険は使用者(事業主のみ負担)
雇用によって、私達は大きな社会保障(ここでは社会保険)で守られている
(続く)
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