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速さと質の二兎は追うべきだ【3日連続投稿中】

二兎を追うものは一兎をも得ず
皆さんご存知のことわざがあるが、僕はそんなことはないと思っている。

行きつけの八百屋でレジ打ちのスピードが速くない女性がいる。
いつもその女性の列の方が長くなってしまいがちだし、僕も急いでいるときは逆のレジに並ぶ時もある。

先日八百屋でさくらんぼを買った時、ちゃんと見ずに買ってきたら
パックの1/4くらいカビが生えていた。
八百屋にカビてるものなんて出てないだろうと油断したからに違いない。

だから今日は相当気をつけながら、さくらんぼを2パック選んだ。
レジへ持っていくと、1パック交換された。
とても小さないたみを見つけてくれたのだ。
フルーツは特に気をつけて見てるんだ。
と新人の子に教えていた。

いつも野菜ばかり買うからわからなかったが、それで遅いのかと理解した。
だが、それにしても遅すぎる。

サービスの質を求めながら、速さも求めるべきだと思う。
二兎を追うものは一兎をも得ず
とはよく言ったものだが、
本当にそうであろうか?

確かに100匹のウサギを一気に追おうとするとうまくいかないかもしれないが、
二兎くらいであれば一気に仕留められるのではないか。
二兎を追うと確かに二兎を得れない可能性はあるが、一兎しか追わなければ二兎一気に得ることはほぼほぼ不可能だ。

僕は仕事でどんな風にやればいいか聞かれた時に、
いい感じにとか、バランス良くとよく答える。
わかりませんとかできませんとよく返される。
こんなことわざがあるから、脳みそが「できない」から思考してしまうのだ。
二兎を得る可能性を十二分に検討した上でなければ、
一兎そ得る方法ばかり考えてはいけない。

僕は速くて、質の良いサービスのできる飲食人でありたい。

本日もお越しいただきありがとうございます。
また明日お待ちしております。

2020.07.10 Issey Shibata

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