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新しい答えを引き出すプロ編集者の腕

松永光弘さんの新しい著書がリリースになりました。

もともと、この本がキッカケで松永さんの存在を知ったのですが、自分の本棚をみてみたら実は松永さんが編集を手がけられた著書ばかり。↑の著書の内容がとても素晴らしかったこともあり、北九州市までお呼びしてのトークイベント↓も開催し、それがご縁でゆるく親交を温めさせてもらっています。(いま見るとこの人の密集感に違和感も感じますね。。)

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そして、今回の新しい著書はまさに現在最先端にいるクリエイティブなお仕事をされている方々へのインタビュー集。

〈参加クリエイター〉
水野学(グッドデザインカンパニー)
川村真司(Whatever)
岩佐十良(「自遊人」編集長)
鳥羽周作(sio)
龍崎翔子(L&Gグローバルビジネス)
藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所)
伊藤直樹(PARTY)
齋藤精一(パノラマティクス)
三浦崇宏(GO)
篠原誠(篠原誠事務所)
川田十夢(AR三兄弟)
明石ガクト(ONE MEDIA)
佐藤尚之(ファンベースカンパニー)
佐渡島庸平(コルク)
柳澤大輔(面白法人カヤック)

クリエイティブ書籍編集の第一人者で、企業の顧問編集者の先駆けでもある松永さんによるインタビューだからこそ、開けられる引き出しとエピソードにあふれたスゴい一冊でした。

特に同じ編集者の佐渡島庸平さんとの、つばぜり合いのようなヒリヒリとした空気感と、何冊も本を出されている佐渡島の単独著者としての本からは出ないだろう視点が引き出されている部分が圧巻でした。

2021年もあと20日ほど。コロナがどうなるのかはありますが・・約2年ほど停まった世界が2022年からはきっと動き出すはずですし、その新しい世界はきっとこれまでと違う顔を見せてくると思います。そんな時代に正解ではなく、「新しい答え」をみつけるヒントがこの本にはたくさん詰まっています。

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ささるアイディア。: なぜ彼らは「新しい答え」を思いつけるのか(松永 光弘、2021年、誠文堂新光社)

【本日の朝食】

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ドライフルーツ・小豆・赤いんげん豆の自家製餡と焼き芋をレモンパンにのせたオープントーストと、うきはの美味しい柿にて

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