「合気」の使い方
度々、合気のご紹介をしています。私、古武術を半年くらいかじっただけで、合気道の何たるかを知っているわけでもないのですが、紹介せずにはいられません。
これからの世界を生き抜くための「秘訣」が込められているように思うからです。少しだけお付き合いください。
今回、ご紹介したいのは意識の使い方です。
自分と相手との関係性で、「やってやろう」とすると「やられまい」という力が働くものです。これは「やってやろう」とする意識に対して、相手がそれに反応し「やられまい」という力が働くからです。
合気で大事なのは、自分の「やってやろう」とする意識を相手に感じさせないことです。
ここではあえて、相手に「やってやろう」という意識を伝えないために、自分自身すらも「やってやろう」という意識をしないようにする方法について、説明しています。
相手と合わさっている手を見ていると、「こっちに動かしてやろう」という意識が働いてしまいます。
その視線をわざと外して、別の方向を見るだけで、自分が「やってやろう」という意識がなくなってしまい、それが相手に伝わり、結果として「無意識の力」で相手が動かされてしまうというものです。
※分かりにくいかもしれませんが、動画を見ていただけると一目瞭然です。
自分が「やってやろう」という意識をしないことで、逆に自分が欲しかった(相手が動かされるという)結果が得られるわけです。
この合気の考え方、また少し別の言い方もできます。
相手が「やってやろう」と思って力をかけたところに、自分が「やられまい」と頑張らなければ、相手はその力で、勝手にバランスを崩して、倒れていくということです。
そのことを見事に解説しているのが、こちらの動画です。
人間は、互いの意識同士で支え合います(拮抗します)。「やってやろう」、「やられまい」という力の拮抗です。このことで、「力対力」の争いが生まれます。この争いは、力の強いものが勝ちます。
しかし、相手が「やってやろう」と思って、力をかけたところに自分がいなければ、相手は拍子抜けしてしまい、勝手にバランスを崩し、倒れていくのです。
日常生活でたとえると、例えば、階段を思い出してみてください。よそ見をしながら階段を上がっていて、もう上りきっていて階段がないのに、まだ階段があると思って上ろうとすると、ズッコケませんか?あんな感じです。
あると思って力をかけたところに、「それ」がないと、人間はバランスを崩すのです。あれを人間対人間の関係性のなかで、行うのだと思います。
ただし、それを「拍子を外してやろう」という意識でやってしまったら、うまくいきません。その意識が相手に伝わってしまうことで、相手が対応できてしまうからです。ここらが難しいのですが、そういうものなのです。
「拍子を外してやろう」と考える必要もありません。もういいんです。とにかく別のところに意識をもつだけで、いろいろと変わってくるのだと思います。
さて、ここで「彼ら」との向き合い方です。
1. 検査・ワクチン接種が認可された機関の登記データベース
2. 国際的な互換性を担保した、検査結果・ワクチン接種の情報コードと医療
情報連携規格の採択
3. プライバシーを保護しつつ、検査結果・ワクチン接種履歴を本人のID(例:パスポート番号)と紐づける仕組み
4. 各国の出入国基準をリアルタイムで把握するデータベース
5. 出入国基準を満たしていることを検証するソフトウェア
6. 各国の関連アプリとAPI連携するための仕組み
※近藤 正晃ジェームス(The Commons Project グローバル副理事長・公益財団法人国際文化会館 理事長)「コモンパスの概要」より引用
ロックフェラー財団だの、世界経済フォーラムだのといった、なんだかゴッツイ人たちが、科学的な議論そっちのけで、管理社会を構築しようとしてきています。
そんなゴッツイ人たちが「やってやろう」としにきているわけです。当然、「やられまい」と反応したくなります。
けど、ちょっと待った!!!
そうではなくて、「違う反応」、「違う意識」で、彼らと向き合った方がいいように思うのです。「やられまい」という意識でも、「相手を倒してやろう」という意識でもありません。
まずは脱力します。そして、相手の「やってやろう」という意識を受け流しつつ、そのポイントとは関係なく、全然違うところに目(意識)を向けて、動き始めてはどうでしょうか。
私は農業を始めようと思っています。他に何か思いついたら、そういうのをやってみてはどうでしょう。
もちろん、それはゴールではありません。
「彼ら」は、次から次へと、私たちに対して「やってやろう」とするテーマを繰り出してくると思います。それに応じて、こちらは変幻自在に動けばいいのです。
相手の「やってやろう」という意識を感じたら、私たちはそれにこだわらず、受け流しながら別のテーマで動きます。そうしていたら、きっと「彼ら」は拍子抜けして、いずれ勝手にズッコケるのではないかと思うのです。
塩田さん:あー、気持ちいい(笑)。
安藤先生:気持ちいでしょう?
塩田さん:はい(笑)。
安藤先生:これは、相手が攻撃しようとする、頑張ろうという気持ちを放棄しますからね。そこに一つの和が生まれる。
そうそう、そんな感じ。多分、私たちの戦いのかたちは、これだと思うのです。
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