知的行為?んなの知らんわい
知性とは何かとか、知的とはどういうことかとか、そんな小難しいことは置いておきます。私には、そんな難しいことはよく分かりません。
けど、バカにしてもらうのも困ります。
ウクライナ情勢に絡んで、アゾフ大隊については、もはや避けて通れない問題だと言えます。
このあたりの問題については、「科学的に考えてみる」さんが精力的に記事を集めてらっしゃいます。
一言でいってしまえば、ウクライナにも相当問題があるということです。そのひとつが、アゾフ大隊というわけで、この傍若無人な組織について、まともに報道されないのは、大きな問題です。
しかし、今はロシアを悪者に仕立て上げ、「ウクライナが正しい!」
という世論をまとめあげようとする力が働いているおり、どうしようもありません。
日本の官僚もやられちゃっています。
法務省の外局である公安調査庁が、問題だらけのアゾフ大隊に関する記述を突如削除してしまったといいます。
これに対する公安調査庁の言い訳は、こんな感じです。
この言い訳、何度読み返してもよく分かりません。
いや、頑張って解釈してみると、こんなことを言っているようです。
コラコラ(笑)。
コレが通るのなら、あなたのところから出るレポート、もう何の意味もなくなりますぜ?何かあったら、「俺の意見じゃねぇから」って、いつでも削除も書換えもするってことでしょ?
引用するにしたって、責任はあります。「文責」って言葉がありますが、「文責」を負わないレポートなんぞは、ないも同じです。
なんか、ちょっと前に感じた厚生労働省のヤバいのを思い出します。
日本の官僚組織、やられちゃってるなぁと思っていたら、よしりん先生がまさにそのことについて、触れられていました。
厚労省や法務省だけではないそうです。環境省、外務省、農水省、文科省・・・いや、こんなの具体的な省庁の名前を、いちいち出してもしょうがないかもしれません。
ここらの話は、個別具体的な省庁の問題ではなく、日本全体の構造的問題として捉えた方がいいように思います。
構造的問題であるからこそ、日本という国家が、他人様の諍いに加担してしまうという、深刻な事態にまで陥っているとみるべきでしょう。
コレ、とても危険です。
もともとロシア・ウクライナ問題は、他人様同士の諍い事です。しかし、日本がこのようにウクライナに肩入れすることで、ロシアからみたら、日本は敵の後方支援を行っている「敵国」ということになるわけです。つまり、当事者になってしまうということになります。
日本国民の一員である私としては、こんな政府の愚行によって、ロシアから攻撃を受ける可能性を背負わされてしまっているわけで、たまったものではありません。
もう一度、言います。
知性とは何かとか、知的とはどういうことかとか、そんな小難しいことは置いておきます。
知的な行為ではない?しかも、こんなメチャメチャな話を持ち出して、それを言う?
よくわからんけど、ロシア・ウクライナ問題に関する話なのに、アゾフ大隊をはじめとしたウクライナ自身の問題に一切触れないまま、「知的行為」を語る記事が出てくるということが信じられません。
バカにしてもらうのは困ります。そして、そんなのに振り回されて、危険な目に遭わされるのもゴメンです。
あー、でも、愚民相手だと、これくらいの記事で、ちょうどいいということでしょうか?
なるほどぉ・・・まぁ、それならしょうがないか。
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