宇宙を背負って生きようぜ
新型コロナウイルスやワクチンについて、精力的に情報発信をされている中村篤史先生から、興味深い投稿がありました。
中村先生の記事は、とても人気があるので、既にご覧になられた方も多いかもしれません。
そのなかで、ロスチャイルド家当主であるジェイコブ・ロスチャイルドからのものと推察されるメッセージというのが、紹介されています。
原文が掲載されている記事ページは、こちらにリンクを貼っておきます。
ここ以外の部分も、大変興味深いので、一度、中村先生の記事を一読されるといいと思います。実際、このメッセージが、本当にジェイコブ・ロスチャイルドのものなのかは、正直、誰にも分かりません。もしかしたら、違うかもしれません。
しかし私は、その真偽はさしたる問題ではないと思っています。それは、仮に偽物だったとしても、上に引用した部分に、非常に重要なポイントがあるように思うからです。
私たちは、ことあるごとに世界共産主義や一部の金持ちによる富の独占・支配構造について、問題だと指摘しています。そうした仕組みを作り上げるために、国家を利用し、マスコミやIT企業による情報操作を行い、人々を死に追いやったり、人々の富を収奪しているわけです。私たち庶民の目線からしたら、許しがたい行為といえます。
けれども、「彼ら」には「彼ら」なりの言い分があるのでしょう。上の抜粋部分には、それが述べられています。これは、きっとそうなのだと思います。
増えすぎた人口、足りなくなる資源、そうした地球規模の問題を解決するため、「世界の指導者」を自負する「彼ら」は、その責任の重圧に押しつぶされそうになりながら、新秩序計画実現に向けて、一所懸命に働いているのです。
私たち庶民からすると、とんでもない巨悪にみえます。しかし、「彼ら」からしたら、「俺たちは地球のため、人類のため、一所懸命仕事をしているんだよっ」ということです。
異論はあるかもしれませんが、それは一旦、横に置いておきましょう。
「彼ら」が信じる正義を実践するためには、人口を減らさなければならず、そのために多くの人々を死に追いやる必要があるのです。そのための悩みは、「世界の指導者」たちにしか理解できないものということになります。
もちろん、できることなら、なるべく穏便に済ませてほしいとは思います。人口削減なんて、過激な手段、できれば避けていただきたいです。
しかし、これからの人類のために必要だというのであれば、それを全否定することもできません。世界中の情報を収集して、人類の叡智を結集させた分析による結果がそうだというのであれば、その判断を受け入れるほかありません。
そのことは、私がほかの記事でも述べている通りです。
「世界の指導者」たちの正義なんて知りませんし、その遂行のために「彼ら」が抱える悩みや葛藤など、私たち庶民の知ったことではありません。「人を殺すのはよくないよ」、「人を騙してはいけないよ」、「人の物を奪ってはいけないよ」などという正しさよりも、さらに上の正しさがあるということなど理解できないわけですから、どうしようもありません。
ただし、思うのです。
そして私なら、それに続けてこう言ってやります。
ん?冗談じゃなく、そうですよ?
こっちは地球やら、人類やらのためだけに生きているわけではありません。全宇宙を背負って、全生命のために生きてるんです。
「世界の指導者」だかなんだか知りませんが、こっちはいわば「神人」なのです。背負っているものが違います。
地球のため、人類のためのお勤めを一所懸命しているというのなら、それはそれでご苦労様です。
しかし、「神人」の立場が社長だとしたら、「彼ら」・「世界の指導者」などというのは専務みたいなものです。そこそこ偉いのでしょうが、けっしてこの宇宙のトップではありません。
この「世界の指導者」を自負する人とされる人のメッセージを読んで、そんなことを思うのでした。
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