中国さんの「笑えない喜劇」
中国のねつ造問題やプロパガンダ活動について、もう片側陣営のプロパガンダ機関で報じられていたので、ちょっと覗いてみました。
新型コロナウィルスの武漢起源説について、中国共産党が得意の情報工作をしていたという内容です。
「ウィルソン・エドワーズ」という架空のスイス人科学者のアカウントが作成され、そのアカウントからの情報発信で、武漢起源説を否定されていました。国営メディアも、それを取り上げていたといいます。
しかし、この話って、既にあった話ですよね?
まぁ、たしかにこの時点では、「実在しない可能性」という言い方でしたし、今回の記事では、プロフィール画像を機械学習で作成していたというあたりの情報が、新しく盛り込まれているということかもしれません。
しかし私は、このとっさんTVをみて、この話はもう解決したのかな?と思っていました。
とっさん、すごいです。
冒頭のニューズウィークの記事では、プロフィール画像がねつ造されたという内容がありますが、とっさんは、もうそれ以前(プロフィール画像が「ひげのおっさん」の時)から、この学者の居場所を特定していたようでした(笑)。ヒドイですね?フリー素材のおっちゃんらしいです。
共産主義の問題については、もはや議論の必要すら感じませんが、中国共産党が、こういうことを平気でやるということを、日本人はきちんと理解しておかないといけません。
その中国、最近、駐大阪総領事館にホームページにこんなのを載せていました。
おぉ??新疆と聞いて思い浮かぶもの?
ウイグル人のジェノサイド、強制収容、臓器摘出、そういう単語しか思いつきません。逆に何かあります?
あの中国共産党が、新疆で展開している極悪非道な行いについて、自白でもするのか?などと思ってしまいます。
つい最近、イギリスでも、新疆ウイグル自治区におけるジェノサイド(集団殺害)を行っているという結論づける報告書が出たばかりです。
こんな状況の中、むしろジェノサイド以外に何があるんだ?という疑問しか湧きません。・・・で、答えは???
新疆といえば、「美景」、「美食」、「美人」?
冗談もやすみやすみ言ってくれないと、情報処理が追いつかんです。こういうことを抜け抜けと書いてくるのが、中国共産党という組織です。本当に恐ろしい限り・・・。
「早いもの勝ちだよー!!!」というフレンドリーな呼びかけが、逆にドン引きポイントでもあります。このあたりのセンス、想像の斜め上をいっている感じすらします。
これに対して、こんなやり取りもあるようです。
このツアーの案内人にウイグル人を同行させるという長尾議員のアイディア、とてもいいように思います(あ、いや。危ないか・・・)。もちろん、先方がこの提案に乗ってくるわけもなく、得意の「内政干渉」砲をかましてきました。
まぁ・・・めちゃくちゃですわ。
中国なんて国は、そもそも人口データがデタラメですからね・・・。
人口などというものは、国の統計の中でもっとも基礎的な部分です。そんなのをチョロまかすなんて、なんだかもう原始的すぎて、呆れずにはいられません。「国家の信」も、ここまで揺らいでしまうと、どうしようもありませんね。
それを考えたら、日本はちゃんと人口動態データ発表しているし、まだまともです。
ね?しっかり人口データも取れているから、ワクチンの影響についての考察もできるわけです。
こうした反論記事があったりもしますが、こういうのを見比べていけば、きちんとした議論も可能になっています。
今回、このあたりの議論については、詳しく踏み込みませんが、超過死亡が増えた理由として、「新型コロナ感染による死亡」や「医療ひっ迫」というのには、説得力を感じません。とくにこの記事では、過去の人口動態データを使わずに、何故、わざわざ国立感染症研究所の予測死亡数を使っているのかが分かりません(論点ずらしにしかみえません・・・)。
また、今回のワクチンについては、遅効性の問題が指摘されているため、中長期的な視点で、観測を続けていく必要があります。したがって、今の時点で「相関関係なし」と言い切るのには、無理があるように思っています。
さておき、そんなわけなので、引き続き人口動態統計を見ていきましょうという話なわけです。
ただし、こういう記事をみると、若干、不安を覚えます。一応、今のところ、年間推計の見送りだけのようで、確定値は出すということでしょうから、大きな問題にはならないと思います。
しかし、いずれにしても、私たちなりにきちんと目を光らせておく必要はありそうです。日本もヒドイといえばヒドイですが、中国みたいな状況にでもなったら、それこそたまったもんじゃありません。
茶番は茶番でいいけれど、「笑えない喜劇」にまで、格を落とすのだけは止めてほしいと思ったりするのでした。
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