乾燥野菜を始めてみた
晴耕雨読などとはいいますが、雨が降ると、ちょっとホッとします。畑に出なくてもいいので、部屋でゆっくりしようという気分になれるのです。
ただし・・・いろいろやっていかないといけない身の私にとっては、雨の日は、必ずしも休日ではありません。雨の日は、雨の日なりにいろいろとやらなければいけないことがあるのです。
そんなわけで、この日は、野菜の乾燥をやってみました。
既に切り干し大根は作ってみた実績があります。
<(`^´)>
でも、これ以降、他の野菜では、なかなか試す機会がなかったのです。
ということで、この日は他の野菜を乾燥させてみることにしました。
うーん・・・ニンジンとナスですが、ひとまずナスを輪切りにして、乾燥ナスを作ってみようと思います。
使う乾燥機は、コレです。
動画をみて分かっていただけると思いますが、乾燥させると、結構、かさが減ってくれます。乾燥野菜は、保存性が高まるだけでなく、かさや重さも減ってくれるので、いいこと尽くしのように思うわけです。
ということで、ナスをそこそこに気を使った薄さにして、トレイに並べてみました。
こんな感じナスを並べていきます。これを6段作ってみて、乾燥機にセットです。
70度で、22時間に設定しました。
すると翌日、こんな感じで出来上がっています。
すっげぇ~~~。
香りも香ばしくて、そのまま食べても、ちょっと甘みがあって美味しく感じました。
これを真空パックの袋詰めすると、こんな感じです。
たしかナス4個分です。それがこんなにコンパクトになるんですから、乾燥野菜を進めないわけにはいきません。
これに味をしめて、翌日はキュウリとキャベツをやってみました。
キュウリは、前日のナス同様、そこそこに気を使った薄さにしてみました。
一方、キャベツは、何となくバラバラとちぎって、何となくセットしてみます。
こちらはキュウリのようにキレイには並べられません。
そしたら、そんな適当に置いたキャベツが、こんなにもちっちゃくなっていました。
ミラクルです。
で、キュウリはこんな感じで、ちょっと茶色く焼けた感じになっていました。
これは温度設定(70度)というのが、若干、高すぎたのかもしれません。ただし、ただの乾燥ではなくて、敢えて「軽く焼いた感じにした」といって押し切ってしまったら、これはこれでアリなのではないかと思うほど、美味しくいただける代物になっていました。
割と大き目なキュウリ3本とキャベツ4分の1が、最終的に、このサイズに収まるのです。
私の中では、結構、革新的な出来事であります。
そして翌日・・・畑に出てみたら、またすごい勢いでナスが獲れるわけです。
ものの30分で、コンテナがいっぱいになりました。
やばい!!やばいぞぉ~~~!!
もちろん嬉しさもありますが、若干、パニック状態です。
もうこうなったら、馬鹿の一つ覚えです。
この日、実家に戻る際、この大量のナスと共に食品乾燥機を持ち帰って、セットしてみました。
お分かりいただけるだろうかぁ~?
前回に比べて、ナスはずいぶんと厚く切っています。
大丈夫かなぁ・・・分かりません。
けれども、これだけ厚く切ることによって、この食品乾燥機一回分に、大きめなナス10本強を収めることができました。これでうまくいけば、こうして「輪切りにできる野菜」の保存は、かなり光明を見出せるように思います。
雨の日の有効利用から始まった「乾燥野菜」作りは、これからしばらく、こうしていろいろと実験を重ねていくことになりそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?