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ボーっと生きてちゃダメだぞー
タマゴが買いにくくなったとか、乳牛が処分されるとか、そういう問題に呼応するように急激に昆虫食が推奨されるようになりました。またまた、始まってしまいましたね。
コオロギが世界を救うなどと言われていますが、こういう疑問もあります。本当にもっともだと思います。
総じて、先述のタンパク質危機対策としてコオロギ養殖が有効である、という前提自体が成り立つか怪ういのである。
どうせパウダーにして摂取するなら、タンパク質優等生である大豆由来のおからや黄粉なり、20年近く前に培養技術が確立し水と肥料があれば培養できるユーグレナなりと、より高タンパク・高栄養かつ安上がりに利用できる選択肢があるだろう。
「コオロギ食ビジネスはすでに詰んでいる」
2023年3月4日より引用
タンパク源がなくなってくるというのなら、まずはダイズをやってみろやと思います。「畑の肉」などとも言われます。問題が深刻だというのなら、まずはそういう解決策を模索していくべきでしょう。
しかし、ダイズの増産に関しては、これ以上は難しいという論説も、あちこちでみられます。ダイズ畑を拡張することで、熱帯雨林が消失しているというのです。
大豆生産国第1位であるブラジルが行った調査では、過去1年間に約8,000平方kmもの森林が消失したという結果が出ています。また、その消失速度は過去5年に比べ約30%も加速していることが分かりました。短期間で広範囲の熱帯雨林が失われていることが明らかとなったのです。
現在も大豆の生産拡大による熱帯雨林の消失が進んでいますが、これ以上の増産は困難な状況にあります。
「タンパク質危機って? 世界的なタンパク質不足の乗り越え方」
2021年12月22日より引用
うーん・・・それだけ?という気がしてなりません。
もっとさまざまな観点から、科学的な検証が済んでいるのであれば納得もできます。しかし、こんな調査結果をひとつ出されて、「だから、ダイズはダメなんだ」などと言われても、到底、納得できません。
タンパク源がなくなるって、私たちにとっては死活問題のはずです。もっともっと真剣に考えるべきでしょう。ブラジルで大変だった?知ったこっちゃないです。まず、日本でできることをトライしてみる必要があります。
私たちの暮らしにとって、重要なことであるのならば、もっともっと真面目に考えなければいけません。
そもそも論でいえば、「コオロギの飼料に、なんでダイズが入ってんねん!」というツッコミも入れたくなります。
Pascoで使用しているコオロギパウダーの原材料となっているコオロギは、専用の農場にて、大豆やトウモロコシから作られた餌を厳密な管理下で与え養殖されています。
「「Korogi Cafe(コオロギカフェ)」シリーズ商品について」より引用
まぁ・・・とにかく、真剣に問題を解決しようと考えているとは思えません。
この状況、アレに通じるものを感じます。
世の中が大騒ぎになるほどの深刻な問題だからこそ、それに対しては真剣に解決策が検討されないといけません。そうであるにもかかわらず、何故か不思議なことに、解決策と思しきものの情報が、ことごとく伏せられていくというのが、アレの騒動とまったく同じにみえるのです。
またもや、こんな状況をみせられている今、あらためて、このままの流れを受け入れる人に申し上げておきたいのは、ただひとつ・・・「あなた、真面目に生きてる?」ということです。
ボーっ生きていたら、そんな自分たちにとって、死活問題ともいえるような大切な事柄に対しても、政府やマスコミが言っていることを鵜呑みにして、身を任すことになるというふうにみえて仕方ありません。
ただ、さらに付け加えておくと、この流れは止まらないと思います。政府に期待をしたところで、きっと無駄です。
※食品表示に関して、ただ携帯電話でしゃべっている動画が「センシティブな内容」って表示されるって、本当に情報統制なんかの問題、大丈夫かよ?って話は、ちょっと横に置いておきます(笑)。
コオロギの成分が醤油等の調味料に入れられた場合は、成分表示にコオロギと記載する義務も必要もなくアミノ酸等の表示でいいと消費者庁も認める
— 前田弘幸 (@fxi9ttSrGrL5Hnx) March 11, 2023
つまり、醤油等の調味料にコオロギが入れられていても成分表示がなくお手上げと言うことになる
知らず知らずに沢山
コオロギを食べさせられる? pic.twitter.com/01QD9SHXYk
コオロギ食や昆虫食を進める企業の不買に関する話もあったりしますが、きっと徒労に終わると思います。あちらさんは、仕組みをいじれる立場にあるので、そんな不買運動すらできないような仕組みに変えてくることでしょう。
結局、自分たちで何とかするほかないはずです。ブラジルがどうだの、日本政府が動かないだの、そんなのは関係ありません。
なので今年、私はダイズ栽培も頑張りたいです。
全然、違うテーマですが、こんな話もあります。
情報に敏感な方は、この世の中が、どこに向かっているのかについて、よく調べていると思います。昆虫食だけでなく、資本主義経済の向かう先についてだって、いろいろと深刻な問題があることには気付いていることでしょう。
ただ、問題に気付いているだけでは、解決には繋がりません。問題を解決していくためには、気付きとともにそれを回避し、新しい仕組みを創造するための行動力が必要になります。
昆虫食が嫌だ?じゃぁ、どうする?って話です。
ダイズ栽培なんて、当たり前です。
そういうことを真剣に考えて、行動せずに黙っていたら、いずれ彼らの仕組みに飲まれるだけです。資本主義にしたって同じです。自分の生活や財産をどう守っていくかを考えて、常に行動していく必要があります。
ボーっとしていられませんよっ!
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