何が「愚民」かなんて知らんけど
あっち行っても「オミクロン」、こっち行っても「オミクロン」・・・。
意外と本気で信じている人たちがいるのですが、これに関しては、もうどうしようもないといったところでしょうか。
輩ちゃんに言わせれば、「愚民すぎる」とのことです。正直、コレに関しては反論のしようもありません。うん、「すぎる」と思います。
こんなのにコロッと騙されちゃって、右往左往させられている社会・・・みんな、もうちょっとしっかりしようぜ(教室のみんなに呼びかける風)。
久しぶりにテレビの画面を眺めていたら、ニュース速報が入ってきました。内容は、東京都の新規感染者に関するものです。
「オミクロン」、「感染拡大」と大騒ぎしている人たちが、そうしたニュース速報を見たときの反応、想像できてしまいます。困ったもんです。
しかし、今更ですが、一応みてみましょう。
こちらが重症者数の推移です。コレ、問題なんでしょうか?
例えば、自分の口の中に虫歯が13個あったら、さすがに問題です。3個だったのが、4個になり・・・13個???早く治療しなきゃってなもんです。
でも、東京都内の重症者数が13人?
単位は「千人」じゃなくて、「人」ですからね?ラグビーチームにもなりません。これで騒ぐ意味が分かりません。
さらに酷いのが死亡者数の推移です。
モールス信号?
お亡くなりになった方もいらっしゃるので、それを軽んじるわけではありません。しかし、社会全体で騒ぐ話ではないですし、折れ線グラフを作るのもバカバカしい限りです。
もう一度、輩ちゃんの言葉を借ります。「愚民すぎ」です。
いやしかし、このあまりにもバカバカしい折れ線グラフを書いた人の気持ちを想像してみると、ちょっと違うこともみえてくるように思います。
「こんなグラフ、絶対ないわー(笑)。これはさすがにオカシイってバレるでしょ?みんな、さっさと気づけよー(爆笑)」
それくらい思っているのではないかと思うのです。
マスコミの中にだって、上司の命令に背けないながらも、ささやかな抵抗を試みている人がいるかもしれません。敢えて、こんなバカバカしいグラフを出しているんだから、それをくみ取ってあげて、「あれ?なんかおかしいぞ?」と思ってあげられないものかなぁなどと考えてしまいます。
ま、実際のところ、どうだかは知りませんけどね。
それはそれとして、気づいている人たちは、さっさと次に向けて動いていなかければなりません。
私なりには、農業を!と思っていますが、なかなかに手厳しいアドバイスにもぶち当たります。
この動画で気になったのは、以下の2点です。
農業は肉体労働であり、経験が必要なので、農業を「生業」として生きていくのは大変だという指摘です。
まぁ、そうなんでしょう。
私は既に45歳を越えてもいますし、このアドバイスに従うのであれば、これから始めるのは止めた方がいいということになります。
ただ、私は始めます。というよりも、今の環境のなかで、農業からの収入で食べていくということは考えていません。現時点で、私が営利目的の農業を始めるのには無理があります。
それでも農業を始めようとする理由は、農業の価値は大きく変わると思っているからです。
今でこそ、「形が整っていないと売り物にならない」、「大きさが揃っていないと買ってもらえない」などという問題があるかもしれません。しかし、そういう社会ではなくなったとき、農作物の商品としての価値は、まるで違ったものになる可能性があると思っているのです。
仮に食料危機のような問題、あるいはインフレによる生活物資の高騰といった問題が生じたとき、農作物の価値は、今とは全く異なってきます。私のような人間が作っている農作物でも、十分に高い価値を生む可能性があるわけです。
もちろん、実際にそんな社会にはならなくて、結果として、売れない農作物ばかりが獲れるかもしれないし、全然、農作物が獲れないってことだってありえます。
結局、先のことなんて、よく分かりません。ということで、無理をせず、楽しんでやればいいと思います。
「先のことなんて分からない?いい加減なことを言う愚民めっ!」
あぁ、そんな風に言われるかもしれませんねぇ。政府の言うこと聞かないし、陰謀論みたいな話も完全否定できないし、無茶な農業始めるし・・・。
でもま、それで「愚民」呼ばわりされるとしたら、それはそれでしょうがないです。実際、先のことなんて分かりません。それぞれの問題意識、価値観で生きていくほかないと思います。
今の環境のなかで、「農業で生計を立てる!」なんてことは、一切考えないでいいように思っています。そんな簡単にうまくはいかないですし、気負いすぎてしまったら、疲れてしまって大変です。
そういうわけで、私の場合は、なんとなーく家庭菜園、なんとなーく兼業しながらの農業・・・。
オミクロンで騒いでいる人たちもいますが、そんなものはそっと横に置いておいて、気張らず、気負わずやっていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?