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こんな事を考えてみた。

自分らしさとは何なのかって事を考えて、意外と複雑なこのトピックに対して僕なりに出した考えについて書きます。

「あなたらしく生きなさい」って自己啓発系の本に書いてあったり、成功者たちが「自分らしくやりきれたことが成功の理由だと思います」とか言ってるのをよく見ます。

もちろん、その時は情熱を感じて気持ちが高ぶるし、なんとなくすごいなぁ、かっこいいなぁって思ったりする。でも、果たして自分らしさとは何なんだろうかって事を考えたことはあるでしょうか。

もしも、自分の好きなことしかしない事=自分らしさと定義するなら、それはそもそも現実的に可能なのかを考えなければいけません。今している仕事を心から楽しめていないなら辞めるって事になりますが、そうするとお金が入ってこないので、他の環境を探す事になります。

また、自分が賛成できない事に対してNoと言う事=自分らしさを維持する事と定義するなら、今自分の周りにいる友達や上司に対しての態度を変えていく事になります。するときっと、今の人間関係は大きく変わっていく事になります。

どちらにせよ、今僕たちが生きている社会ではそれを自己中心的と呼んだり、協調性がないって呼んだりします。その結果、ほとんどの人が生きづらさを感じてきます。

なぜなら、大多数の人は我慢して生きているからです。好きでもない仕事をしているって人がほとんどのこの世界です。そんな世界で自分のわがままばっかりを言いながら生きている人を見ると腹が立ってしまう人がいます。

その結果、他人の不幸ばかりがニュースになります。それを見ていると自分の心が一瞬和らぐからです。

本当にそれでいいんでしょうか。

僕はそれでも自分らしく生きたいと思います。そしてここでの自分らしさとは、理想と現実のバランスをうまくとったものでなければなりません。例えば、全ての事にNoと言うことは人間関係が有る限り不可能なのでそれは現実的ではありません。

なので、どうしてもしなきゃいけない事は出来るだけ楽しんでできるように工夫します。そうすると、自分にとっても周りの人にとってもプラスの事が多いです。

ここで大事なのは、自分の人生のビジョンや価値観に反する事に関してはNoを出す事です。よく、誰かの悪口を言う事で絆を生み出す人たちがいます。そしてその絆は短期間ではかなりの強さを持ちます。

共通の敵を作る事で自分たちの意見が正しいと思うと同時に、自分たちは仲間だと言う事を確認できるからです。

社会で働いていくといろんな人に出会います。働く前ももちろんそうです。その中で、自分はそんなに賛成できない事でも賛成する事が求められている場面って結構あります。その時、どんな態度をとるのか。

その場で賛成しておけば良い場合としては、それによって周りに気に入ってもらえて自分の仕事がしやすくなったり、面倒臭い争いを避ける事ができる事です。一方で、本当は賛成したくないのに他人の意見に合わせている自分に対して嫌気がさすこともあります。

これって本当に究極の選択で、自分の思っていることだけを言ってばかりだと、人間関係が存在するこの世界を生きるのは結構苦労します。どちらにせよ、何か良い事があるし、何かマイナスなこともあります。

大事なのは、我慢ばかりしなきゃいけない環境で生きないことだと思います。ここでの我慢は、幸せになるための我慢ではなくて、ただ面倒臭いけどやっている我慢の事を言っています。

幸せになるための邪魔になるものから出来るだけ離れていく事で、自分の気持ちにしたがって生きる事ができやすくなります。人間はネガティブなものに関して特に反応してしまいやすい事を覚えておくと意識的に避ける事ができます。僕はほとんどニュースを見ません。情報は必要な分だけ入れるようにしています。

色々書きましたが、もっとも大切なのは「覚悟」だと思います。

自分らしく生きるには覚悟がいります。絶対に。何をしようが批判されることはあります。その行動が特殊であればあるほどです。でも、それでも自分の人生を精一杯幸せに生きるために自分で覚悟する必要があります。

努力をする覚悟。

自分の感情を出す覚悟。

周りの意見よりも自分の意思を尊重する覚悟。

夢を叶える覚悟。

幸せになる覚悟。

自分らしさを表現して生きていくにはその為に必要な事が多くあると思います。その1つ1つを実行していく覚悟を持つ事が自分らしく生きていくために求められているんだと思います。

これからも毎日、自分の生きている理由を自問自答しながら、何をして生きていくのかを明確にしながら僕も生きていきます。

Be optimistic.

山崎壱成

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