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No,82.格闘家の心理学「格闘技をやってる人はチャレンジ精神が高い?」

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格闘技をやってる人についてつらつらと書いてみる。

格闘技とは

格闘技と言っても、ボクシングや柔道、空手、総合格闘技まで多種多様なんでよくわからないと思います。ざっくりはこんな競技です。

格闘技(かくとうぎ)とは、自身の体での攻撃、防御を行う技術、もしくはスポーツ、あるいは、それを基にした興行のことである。また単に格闘(かくとう)、武術(ぶじゅつ) 、体技(たいぎ)、マーシャルアーツ(Martial Arts)とも呼ばれる。狭義では、素手で組み合ったり、手足で打ち合ったりする形式の競技(en:Hand to hand combat)のことである。ルールが明文化され近代スポーツとしての体裁を整えた主として武術由来の試合競技を指す。武術というと武器を使用する技術の体系が含まれるが徒手のそれもあり、ほぼ格闘技と重なる。引用Wikipedia(Wikipediaからの引用なので信ぴょう性はありませんが、概要がわかればでいいかなと☺)

個人的な感覚だけど、格闘技をやっている人は新し物好き(いろんなことに挑戦する)のような気がするんだけど?どうなんだろう。

そんな疑問から恣意的に調べてみた。

恣意的検証

答えてくれた人(データサンプル)


⚫︎ 格闘技経験:(ある32名・なし24名)プロ・アマ含む

⚫︎ 性別(男性42名・女性14名)

⚫︎ 年代(20歳未満2名、20~29歳7名、30~39歳16名、40~49歳29名、50歳以上2名)

質問内容

小塩・中谷・金子・長峰(2002)精神的回復力尺度「新奇性追求因子」にて質問

⚫︎「色々なことにチャレンジするのが好き」

⚫︎「ものごとに対する興味や関心が強い」などを答えてもらった。

分析方法(統計ソフトHADを使用)

⚫︎ 格闘技経験者と未経験者との比較(t検定※経験者と未経験者の平均点の差です)をした。

結果

⚫︎ 格闘技をやってる人はやっていない人に比べ、挑戦することを好むことがわかった。

キャプチャ

(t(54)=2.92,0.05)


おわりに

私の疑問は当たっていたのですが、ほかのスポーツ(野球やサッカー)やスポーツ以外(音楽や絵を描く)と比較したわけではないので、一概には言えない。

この結果から、さらに仮説として格闘技に限らず熱中するものに取り組んでいる人は、いろんなことにチャレンジする傾向が強いかもしれないね。

最後まで読んでいただきありがとうございます( *´艸`)



小塩・中谷・金子・長峰(2002)「ネガティブな出来事からの立ち直りを導く心理的特性―精神的回復力尺度―」『カウンセリング研究』Vol.35No.1

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