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先日キャリアコンサルタントとして登録され、名乗れるようになりました。
まだまだ自分に何ができるのか手探り状態ではありますが、できそうなことから少しずつやってみたいと思っています。

改めて振り返ってみると、「傾聴」との出会いは大きな転機だったような気がします。

十数年前、私は介護保険の業務を担当することになりました。
しかし、それまで福祉関係の職場の経験がなかった私に、介護や福祉、医療関係の知識やスキルは、全くといっていいほど、ありませんでした。傾聴という言葉を意識すらしたことがなかったかもしれません。

そんななか、業務で参加した研修会で、「聴く」聞き方、「聴かない」聞き方のワークがあり、「聴いてもらうことでこんなに話し手の気持ちが変わるのか!」と感じた記憶があります。

そこから、傾聴について継続して学び始めた…わけではなく、それから数年後に、妻が紹介してくれた地元の団体が主催する臨床心理学講座に参加したのでした。

その講座は、カール・ロジャーズの論文集を輪読しながら、講師が解説してくれるという講座でした。当時まだ、カール・ロジャーズの名前すら知らなかった私が、今思えば、よく参加したものです。

そして、翌年から2年間、同じ団体の講座で、傾聴のスキル等を学べるカウンセリング講座を受講したのでした。
月1回2~3時間の講座でしたが、カウンセリングの基礎を学ばせてもらいました。

その後も少しずつ、傾聴やカウンセリングについて学んでいましたが、思い立って産業カウンセラー養成講座を受講したのは4年前。
さらに、キャリアコンサルタント養成講座で学び直したこの1年

はじめは、介護保険の担当として相談業務等に必要なスキルだと思っていた「傾聴」ですが、周囲でメンタルダウンする後輩などを見て、仕事以外でも「傾聴」を活かして役立ちたいと思い、一段と学ぶようになったような気もします。

これからも、誰かのお役に立てるように、「傾聴」を学び続けていきます。

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