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我を誘うのは芋か菌か
夏の終わりを鼻腔の壁に感じる今日此の頃
ライフを席巻するシルクスィートの香りに誘われスーパーを彷徨う。
明日用のパンをほとんど当日に消費してまう強欲な我々だが、今日は少しちがう。
ぼんち揚げやアルフォートに舌鼓を打ちながらアルファベットチョコを思いを馳せる。
そうだ事態はもっと悪くなっているのだ。
わたしたちの体は1.5kgもの微生物と共存し生きている。
特に腸内には多くの微生物が存在していおり、1グラム当たり1000億個もの細菌がいるのだ。
人体に住む微生物群集は免疫の構築に重要であるとともに、私達の健康を守り食物をより効率的に利用する手助けもしてくれている。
有用な働きをする腸内細菌を失うと、肥満問題につながる可能性が高くなるようである。
細菌には人類と共に共進化し、宿主である人間に特定の食材を食べるように促す分泌をするものがいると言われている。
単細胞生物である細菌が宿主をまるでロボットように操り、菓子をむさぼらせているのだ。
これは私に起きている問題と同様か?
早急に対応しなければならない。
発酵食品の作成に取り掛かろう。
明日こそはぬか床に水なすを漬けてみたい。
腸内細菌よ、我を導き給え。
おしまい。
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